昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

第33回東京ミネラルショーに往ってきた~初戦~

 世界3大ミネラルショーと言われている、ツーソン、サンマリー、ミュンヘンデンバーと東京を加えて、5大ミネラルショーと言われることもあるらしい。ちなみに東京は池袋のミネラルショーは国内最大のミネラルショーである。

 今日行って思った。ちびっ子(小学生以下)が多い‼

 荷物が当たらないように歩くことに気を使い、ぐったりした。新宿のショーだと中高生を結構見るのだが、池袋のショーだとあまり見ることないですな。

 

 招待券が2枚手に入ったので、カツカツの予算を分割して2日出陣することにした。

 で、初戦は会場全域をサーチし、どんな傾向なのかを何となく把握することにした。いくつかのブースで鉱物のエネルギーっていうのか?に中てられて気分が悪くなることが幾度かあった。…弱っているんだろうか。

 それとよく行くブースに1年のお礼参りとして手土産を持って挨拶巡りもした。

 

 ふらふら~っと見ていて、面白い岩塩と遭遇した。

 フランス産の青い岩塩なんだが、全面青という訳ではなくグラデーションの青だったりツートンの青だったりなかなか個性的な青色の展開をしていて綺麗だった。

 そしてその青色の岩塩の隣にあったビスマス結晶のような形状の岩塩に目を奪われた。

 アメリカのものらしいのだが、色がバーバ〇パのような見事なピンク色。しかも色むらなし。でもって結晶の1つ1つが大きい!

 何でもフラミンゴが食べている藻に生息している微生物の影響でそうなったとか?ピンクハライトと同じものなのかはよく分からなかったが、全く透度がなかったのでもし同じものといわれても信じられないだろうな。

 

 他にはブースそのものを閉店するのではなく、店舗そのものを閉店するお店があり、全品半額を掲げていたお店があった。張り紙に「人間以外、全品半額」とあったので、交渉を持ちかけた人がいたんだろうか?などと思ってしまった。

 ものとしては珍しいわけではないのだが、珍しい産地のもあった⇒グリーンランド産のサファイア

 

 今回の特別展示は南フランスの恐竜の卵・巣と、宝石の魅力。

 写真は殆ど取っていないが、よくこんなもの持ってきたなー。というのが素直な感想。

 ガストルニス。

 足元にある球体は卵。

 見上げる高さなので迫力ありますね。カッコイイですが、生身でお会いしたくない。

 

 あとこちら。

 ラブドドン。

 

 正面から見ると

 カワイイと思った自分はどっか変かね?でもやっぱり生身でお会いしたくはない。

 

 写真を撮ったのはこれだけ。

 

 挨拶巡りをしていた時に(そこのブースで初めて会った方に)物凄いものを見せて頂いた⇒ロシア産デマントイドガーネット。

 色、テリ、ツヤ申し分なく一級品で、かつホーステール(内部から広がる繊維状結晶)がはっきりと現れたもの。しかもその値段で買えたんですか!?というオマケ?つき。それでも30万超だが、ロシア産トップクォリティーかつホーステールインクルージョン入りとなると、100万超も珍しくないので破格っつちゃー破格。

 更に別の方でトラピッチガーネット(めっさレア)を買いました。という人がいた。購入したのが昨日(初日)だったので今日は持っていないとのことだったが、自分を含むそのブースでお話ししていた人達がほぼ同時に「いいなー!」と叫ぶ(^ω^)

 デマントイドガーネットを購入した方も自分も、非売品のは見ましたが、実際に購入できたとは羨ましい。と云ふ。尤も購入した方曰く「結構高かった。」とのことなので、手出しできなかった可能性が高いですが。

 で、自分もそこで購入した珍しくもない鉱物をお披露目したところ、やっぱり「変わったものを引いてくる。」認定をされてしまった…。1つ例を挙げるとハイアライオパール。どう見ても水まんじゅうに見える、ハンガリー産のもの。一応ごく一部がほんのり蛍光する。

 

 夕飯の支度もあったので挨拶巡りをした後は撤退した。

 帰宅時間が予定よりも遅かったので、お茶は出来ず。