昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

どうしてこうなった!?

 化学の実験でpHを調べる時に使う試薬ありますわな。リトマス試験紙、BTB溶液、BTG-MR、フェノールフタレイン等々。作るのもやっていましたが、使うのも好きなんですよね~。愉しいから♪

 あ、でも指示薬作るに当たって苔を加工したり紫キャベツを使ったりはしていませんよ。

 ※苔:リトマス試験紙の材料、紫キャベツ:BTB溶液の材料。

 

 高校生の時にやったlogを使ってpHを求める計算何かもありましたけど、そちらはすっかりと忘却の彼方でございます。ルシャトリエの原理が絡んでくるんだっけ?

 ちなみにpHは0~14の範囲に収まります。

 「pH」って今なんて読むんだろう?自分の時は先生によって違っていて、「ピーエイチ」または「ペーハー」だった。読みが英語かドイツ語の違いでしかない。

 ある時誰かが質問していました。「何で読みが変わったんですか?」と。返ってきた答えが「ドイツが戦争に負けたから。」でした。ホントですかね?

 

 で、何でこんな話を展開しているかというと、母が頂いてきたお茶を消費する為にカップに入れておいてという。時間が経過したお茶は美味しくないと思うのだが、帰宅して駆けつけ一杯一気飲みすることが多い母にとってはあまり関係ないのかもしれない…(←いいんか⁉そんなんで!)

 今のところ順調に消費が進んでいるのだが、先日バタフライピーというマメ科青い花ハーブティーを淹れてみたところ、↓になった。

 何故緑?(ここでタイトル回収)

 調べてみたところ、水の硬度が低いと紫寄りになり、高いと緑色になるそうな。

 

 関東は水が硬いと言われているのでまぁ納得するが、自分は日々硬水でお茶を淹れていることになるんね。浄水器通してこれだから、メンテナンスした方が良さそうだな。

 

 バタフライピーのお茶は酸性だと赤(濃いピンク)、中性だと紫、塩基性だと青になるそうな。

 試しにレモン汁を加えてみた↓

 変わりましたね。

 

 バタフライピーと同じくpHによって変化するお茶としては、マローブルー(ブルーマロー)というハーブもありますね。和名だとウスベニアオイ

 面倒なことに?これがウスベニタチアオイとなると、マーシュマローという植物になる。古来作られていたマシュマロの原材料。ついでにマシュマロは昔はお菓子ではなく喉の薬だった。

 

 レモンを加えると変化するといったら、普通の(?)紅茶もそうなんだが、劇的に変わるという点ではサンルージュというお茶を忘れちゃならんっしょ。試飲でしか飲んだことはないんだが、水色が綺麗な赤色なんですよね。赤っぽいではなく、赤。これは検索を掛けてみた方が分かり易いだろう。

 あとパープルティーもレモンの影響をかなり受けると思う。

 

 本日のお茶。

 正確にはお茶ではなくホットココア。

 お茶請けは見ての通り。

 相性はいいものの、糖分過剰摂取を心配する。