昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

夜気に紛れて

 今日は暖かく、各地では花の開花が進んだことだろう。そしてやってくるは春三番若しくは桜雨。


 闇に紛れてというほど暗くもないが、その存在は視界に入らないのにふわりと桜の薫香がそこかかしこから漂ってくるのがよく分かった。それは風がなかったせいだろうな。

 

 ソメイヨシノの登場によって、日本のお花見の文化はガラリと様変わりしてしまったといわれている。
 自分は子供時代からどちらかというと散る様を見る方が好きである。あと、今でこそしないものの、満開の桜の木に登って静止状態を保ち、桜にやってくる鳥を観察するのも好きだった。流石に大人になってというか、小学校を卒業したらそれはダメだろう(社会的に)。

 

 時間が取れたのなら、自分はソメイヨシノが終わった頃に毎年新宿御苑に花見に行きますね。何もソメイヨシノだけが桜ってわけじゃあないしね。それに御苑は酒類や音量の出るものの持ち込み禁止なので、思う存分花を愉しめる♪(自分を含め、そのまま芝生に寝転がって寝てしまう人も多い)

 

 して、本日のお茶。

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 お茶はトラディショナル。
 お茶請けは某氏から頂いたアンテノールさんのビスキュイ・オ・ショコラ。