昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

菊の節句ですが

 時間が制限されていたのでそう動き回ることが出来なかったのだが、折角菊の節句なのだから菊花にちなんだ和菓子でも買(こ)うてゆくか?と思っていたのだが、意外にないことに気が付いた。

 

 旧暦八月十五日がお月見というせいもあってか、9月の上生菓子は月見や兎、秋の七草(往々にして萩が多い。万葉集の影響か?)、菊などがあるのだが、効率よくデパ地下を使って和菓子屋を巡ってみたものの、菊を取り扱っていたところは二軒しかなく、しかも己(おの)が好みではなかったので諦めた。

 

 キラズは月(がち)であるが故に雅致(がち)を解さぬ。さこそいえ東戎(あずまえびす)とは雖(いえど)も曲がりなりにも大和の氏(うじ)ではあるので、風流を愛する心くらいは持っているつもりだ(←不粋だけど四季を愛でる心くらいは持っているよ。という意味)。

 

 明日は祖母の三回忌です。本当は17日なのだが、都合上前倒し。雨が降らなきゃいいが。

 鬼籍に入った日も家に帰ってきた日も通夜、告別式、納骨いずれも雨だった・・・・。納骨の日が一番酷く、バケツどころか風呂桶を引っくり返したかのような暴風雨。

 しかも納骨が終わって30分もしないうちに曇りになった。幸い着替えを持っていったのでそう不快な思いをしなくて済んだが。霊園遠いしね。

 本当もう、見事なまでの雨だったので今回は回避して欲しい。

 

 ほいじゃあまぁ、本日のお茶。

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 お茶は伊勢の深蒸し煎茶。水出し。ボトルに直接茶葉を入れず、お茶パックを使っているので水色の濁りが少ない。

 お茶請けは湘南パティスリーさんの安納芋の生スウィートポテトプリン。

 甘味が強過ぎてお茶が負けました。双方悪くはなかったけれどな。合わさることが問題だったようだ。

 

 ところで最近やたらと「生」と付く生菓子多くないか?