昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

目的地は雄山神社

 数ある神社の中でも高い位置にある雄山神社が今日の目的地である。

 

 朝「自衛隊式にメシをかっこめ。」と言われて、自分にしては早く済ませた。おかげで途中で幾度も吐きそうになったが。

 ある程度道も整備されている為、一の越山荘まではそう辛くはない。問題はそこから先だ。

 

 こんなところを登っている。

 下に見えるのが一の越山荘。

 

 で、この先が↓

 綺麗な青空だねぇ…。

 

 この先殆ど写真を撮っていない。カメラの調子があまり良くないことに加え、結構人が多かったから。

 2時間に届かないくらい歩いたら、見えてきたのが雄山神社。ちゃんと近くに社務所もある。

 御朱印も頂きました。

 日本三霊山の一つ。残るは富士山と白山。

 

 ここの右手に本宮がある。

 

 鳥居をくぐってからも意外にハード。

 

 距離的な問題もあり、本宮の全景は撮っていません。入れようとしたら間違いなく落ちる。

 

 2時間ほど前にいた場所。

 中央に見える水たまりは、左からミクリガ池、ミドリガ池、りんどう池となっている。

 

 黒部ダムも見られます。

 余談だが、黒部ダムから室堂に向かう時に雄山の三角地点の真下をバスで通過する。なので、自分の足の下をバスが通っているとなると、何だか妙な気分になる。

 

 これだけ綺麗に晴れることもあまりないそうで、本宮からは富士山も見えました。写真は撮ったが分かりにく過ぎたのでアップせず。もしかしたら同行者からいい写真がもたらされるかもしれない…。

 

 この後立山連峰で最も高い大汝山、一番低い富士ノ折立へ移動。移動といっても岩を登ったり下りたりしているので、写真は撮っていない。

 

 富士ノ折立に着いたところで来た道を引き返すつもりが、自分間違えて内蔵助(くらのすけ)カールに行ってしまったんですね、これが…。ちなみにこれが原因で下山後に喧嘩に発展しました(´-∀-`;)ハハ・・・

 

 こんなとこ下りてました。

 

 丁度昼時ってことで、尾根道のちょいと開けたところでお昼にしました。

 景色は好い。

 

 お昼時にヘリが巡回していたので、パトロールか?と思っていたのだが、その後知ったのだが、1人?落ちたらしいとのことだった。安否は不明。

 

 確か真っ直ぐ行くと真砂岳だったかな?

 本当なら別山雷鳥沢というルートを使うつもりだったのだが、同行者の靴擦れがひどくなり、大走谷→賽の河原へ変更。

 大走谷、急坂だわ浮石は多いわ足場は悪いわで大変だった。いい天気で良かったです。沢と並行している為、悪天候時増水に注意且つエスケープルートなしという地形。つまり無事に賽の河原に着いても道がない可能性がある。

 

 賽の河原の手前位だったかね?

 1日1日ずつ色が深まっているのがよく分かった。

 

 無事雷鳥沢キャンプ場まで到着。

 水が綺麗です。

 よくあんな上から下りてきたもんだよなぁ…。

 ついでに右下の方に黒っぽいものが見えるかもしれません。誰かがビールを冷やしていました。屹度よ~く冷えて美味しいことだろう。実際手を付けて10秒も水に触れていられないくらい冷たかったから。

 

 キャンプ場からの登り途中。画像の左側が階段。どうにか2/3上がってきたところで撮影。

 ここから室堂平へと出まして天狗平へと移動。こちらの方は殆ど人がいませんでした+熊が出てもおかしくない環境でした。正直まだ冬眠前にして食欲の秋ということで頂かれてもオカシクハナイ…。

 

 泊ったところは天狗平山荘。立山界隈で唯一剣岳を臨める宿泊所なんだそうな。

 中央目の前が剣岳

 

 翌日はここから歩いて弥陀ヶ原経由で称名滝へといった計画だったのだが、同行者の足の具合が良くないのと、冬眠前の熊との遭遇率が高いという理由で、バスで立山駅に移動し、そこから称名滝に行くことにした。

 

 称名滝は日本の名瀑百選であることに加えて、落差が日本一の滝でもある。