天狗平から美女平へバスで移動。その後ケーブルカーで立山駅へ。立山駅からバスで称名滝へ移動。
行けるのは4月下旬から11月中旬まで。幻の滝とのVの字落水を見たい場合は、水量の多い春か夏がおすすめだとか。
4段式の滝。
1段目は70m、2段目は58m、3段目が96m、4段目が126mの落差。で、合計350mの落差。3段目の落差が華厳の滝と大体同じくらい。4段目の落差が那智滝より7m程低い。
近づくことが出来ないので画像だと小さく見えるのだが、えっらい遠くから水飛沫が飛んでくるので、かなりの勢いで落ちていることは分かる。それでも一番水量が少ない時期だというのだから、雪融(ゆきげ)時期や大雨の後はどれくらい凄いことになるんだろうか…。
右隣に水が通った跡が確認出来ると思うのだが、水量の多い時のみに出現する幻の滝のハンノキ滝というもので、落差が500mある。別名阿吽の滝、ネハンの滝とも言われている。
で、幻の滝とは言うが、通年水が流れているわけではないので正式に滝としては認められていない。もし通年水が流れているようならこちらが日本一の落差のある滝となる。ついでに段差なしのストレート落水。
看板近くにガイドさんがいるので写真をお願いすることも出来ます。
お一人様もそこそこ多かったです。
辛うじて滝壺が見えると思うのだが、直径60mにして深さ6mの滝壺なんだとか?
こんな危険な場所で一体誰が測定したんだか…。
称名滝は滝音が「南無阿弥陀仏」と称名念仏を唱えているように聞こえることから名付けられたとも( ^ω^)・・・空耳アワーですかね?少なくとも自分にゃそう聞こえなかった。
滝にへの道行きに大日岳へと行けるルートがある。
バス停がある資料展示館の映像で恐らくそこから大日平へと向かう空中映像?なるものを見ることが出来るのだが、切り込みが深くてびっくり。実際に縁から称名滝になる前、つまり称名川を臨むことは叶わないだろうけれど、気を失えるかもしれん崖が深い(;^ω^)
距離としては微妙な上に周りに何もないと言っても過言ではないのだが、悪城の壁という場所がある。
どんな壁かというと、称名滝が約10万年かけて侵食して出来た溶岩台地。名は険悪で近寄りがたい形からつけられたと。
長さが約2㎞、高さが何と約500m(;゚Д゚)
うん、一体どうやって計測した?(←ツッコミどころはソコなのか?)
称名滝もしくは立山駅に向かう途中で見ることが出来る。駅と滝を結ぶ路線には桂台というバス停があるのだが、そのバス停の近くに展望台がある。そして前述に戻る。体力・気力に加え、よっぽどの興味がない限りはバスの中からの見学に止(とど)めておいた方が賢明。
バスの中から撮った写真なので見辛いだろうけれども、こんな場所↓
画像だと迫力ないですが、断崖絶壁ということはお判りになるかと。
実際に見ると悪城の壁と名付けられた理由にストンと納得いきます。
称名滝の見学が終わった後は電車で富山に出た。そして例の如く地元のスーパーへ♪時間があれば富山駅周辺も散策したかったのだが、それは断念した。
本日のお茶。
お茶請けは同行者から。
富山はどちらかというと珈琲の方が有名な模様。地元のお茶を探してみたものの見当たらず。
そして例の如く牛乳に手を出してみた。東京都産の牛乳とタイプが似ていてあっさり味でした。