ここだ、ここ↓
いい天気でした♪
どこにあるか知らんくても、聞いたことくらいはある…はず。
知名度レベルでいうと、東京の人間が小河内ダムを知らない。と言ったら(もれなくツッコミ付きで)常識を疑われる。それよりも上の知名度を誇る場所。
パンフレットでもよく使われる写真がここ。まだ午前中なので反対側に日が当たってはいませんが。
して、点々としているのが人なので如何に大きいダムか分かるかと思います。
1枚目の画像が設置してある場所と同じエリアに、↓がある。
慰霊碑。
6人しかおりませんが、殉職者は171名にも上ります。
ここを訪れた際には資料エリアで破水帯との戦いの歴史を知ってほしいと思う。ちなみに扇沢からバスで移動してくる際、破水帯を見ることが出来ます。じっくり見てみたいという方は、公募抽選制になりますが、トンネル内の破水帯見学ツアーもあるのでチャレンジしてみるのもよいかと思う。
黒部ダムといったら虹がつきものだろう?とお思いの方もおられるかと。
場所は異なれどもちゃんと見ることが出来ました。
橋の上から虹を臨む。
右は虹(こう)、左は霓(げい)。
はっきりとしていて上が赤いものが虹。雄の龍の化身と考えられている。ぼんやりとしていて上が紫のものが霓。雌の龍の化身と考えられている。
上から放水を臨めます。
落ちたら即死決定ですな( ̄▽ ̄;)
今回の目的地はここではなく、ここは通過点に過ぎない。
結局どこへ行ったのかというと、今回のルートは以下。
到着せしはここ。
そう、目的地は立山連峰である。
途中大観峰駅で見た注意看板が凄かったので上げてみる。
実際やる人いるんだろうな…。ここではないが自分もやったことあるし…(;^ω^)
話を元に戻して、室堂平には美味しい水がある。
黒部ダムにも湧水があり、そこで飲んだ水も美味しかったが、こちらも美味しかった。場所としてはそう離れてはいないのだが、水の味が違った。
それからここは、立山の開山の舞台でもある。
室堂平の室堂とは、修験者が宿泊 したり祈祷を行ったりする堂のことで、室堂山荘の隣には実際に入ることの出来る室堂が重文として残っている(堂内撮影禁止)。
そして自分等が泊まった山荘もここ。有難い事にお風呂に入れるのだ。
山荘に荷物を置いた後、散歩に出かけた。道はある程度整備されていて歩き易い。
入ることは出来ないが、地獄まみれだなぁと思った。
紺屋って、「こうや」とばっかり思っていましたが、「こんや」とも読むようですな。何で紺搔き(藍染職人)の地獄があるのか分からんのですが、近くの水場が青いんだろうかねぇ?Alたっぷり?
FeO含有量の多い血の池は見ることは出来るが、ここは行くことすら出来ないから実情は分からない。
山に移動した時には既に天気は良くなかったものの、たまに光が射してきて綺麗でした。
この2枚は緑が池です。水深1.5mだそうです。
りんどう池から地獄谷を臨む。
枯れ木が白骨に見える…。
地獄谷そのものをちゃんと見たい場合はエンマ台というところから見ることが出来るのだが、硫化ガスに注意。濃度が2ppmならイエローランプが、5ppmならレッドランプが付きます。2ppm未満でもめっちゃ泣けるので、どれだけきついか想像に難くない。ついでに逃げ場らしい逃げ場はないよ。
りんどう池から雷鳥沢方面に向かう階段。登ったら地獄から抜け出せるかな?
登り階段。
雲上って浄土のイメージあるわな。
上の階段を登り切った場所ではないが、エンマ台からの光景。勿論眼下は地獄谷。
古から地獄として知られており、立山地獄という名称を持つものの、救いはあるようで、極楽に関係する字もちらほら見受けられます。
カタカナで書かれていると分からないですが、ミクリガ池は漢字で書くと御厨が池。神様の食物を調理する場所とのことです。
こんな場所。
水深は15m程。
貧栄養池だそうで、魚はいないとのこと。
この後室堂広場に向かったのだが、ここは昔室堂が建立していたのだろうか?
中央には慰霊碑が安置されていましたが、一定以上近づけもしなければ説明も一切なし。先端部は崩れていたものの、四方に梵字が彫られていたので知識がなくてもそれだと分かる。
極楽浄土いったら西だよなぁ…などと思いながら撮った写真。あ、勿論黙禱はしましたよ。
散策後、自分は夕日は望めなかったものの、残光を臨むことは出来た。
ぶれてしまっているがこんな感じでした。
夜はすっかり晴れて、天の川?と思しいものを見ることが出来ましたね。星がシャワーの如く降る場所と謳われていましたが、然り。と思いました。
初日は以上。
翌日から立山連峰にアタック。