昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

あんちひきこもりぷろじぇくと発動

 またかい⁉とツッコミを食らいそうだ…(実際食らったが)。

 

 今回の場所は八方尾根。98年に長野で行なわれた冬季五輪の会場となった場所である。保護監督責任者曰く、ウィンタースポーツの場としては日本で1,2を争う広さとか?

 そしてスタート地点はここ。

 黒菱平の雲海デッキ。

 ここまではリフト出来ているので、本当のスタートではないが…。

 

 眺めはこんな感じだ。

 今回も手持ちの写真は少ないので、この後増える可能性があるかもしれない。

 

 丁度高山植物の花の見頃でした。写真も半分以上が植物の写真なのだが、渋滞を避けるために急いで撮っているものが多いので、違う意味で選択に時間が掛かった。

 これはクルマユリ

 

 プレートが付いているものもあったが、ないものもあり、これはついていなかった。

 

 ヤマホタルブクロ。白も咲いていた。

 

 これも分からない。

 高山植物は青や紫の花の色がとても濃い。写真で見ると薄く見えるけどね。

 

 道はこんな。狭いだけで歩き易い。

 

 山頂parkから唐松岳を臨む。

 が、この後天候が悪くなり、後20分(予定)で山頂に到達するというところまで来て引き返す羽目に…( ;∀;)

 こんな状態だったし、雨は降ってくるし、雷雲も発生し始めたし、いたし方ない。

 両サイドからガスが上がってきている状態。

 ちなみに写っているのは通りすがりさん。

 

 岩の隙間から生えていたもの。

 写真だと薄紫だが、本当は目の覚めるような紫色。

 

 生えていたのはこれよりも少し険しいところ。

 

 上記で写したようなところは登山装備がなくてはダメだが(それでもスニーカーという人もいたが…)、上の八方池までは軽装でも行けるとのこと。青空だったら綺麗だったんだろうけれど、生憎の天候。

 

 しかしながら

 霧がかっていたらそれはそれで綺麗だと思う。

 写っているのは通りすがりさん。

 

 八方池に祀ってある。

 飯森神社の奥社で、勧請されたのは南北朝時代だそうだ。

 飯森神社そのものは、千国街道の飯森宿にあるそうです。

 

 水深はそう深くなく、4.4mとか?

 ニホンカモシカサンショウウオモリアオガエルなどが棲息しているようで、モリアオガエルかどうかは分からないが、実際カエルが鳴いているのは聞いた。雨がぱらつき始めたからだろうかね?
 

 ここから先が実は面白く、逆転現象なることが起きている。

 何の逆転現象かというと、高山植生が亜高山植生よりも低いところに生育している。これは「植物群落の逆転現象」と言われているもので、本来なら有り得ないこと。

 この逆転現象が八方尾根の特長にして魅力。加えて八方尾根は植物が育ちにくい地質であるのにも関わらず、希少価値の高い高山植物が自生しているということも、もう一つの特長にして魅力の一つ。

 

 雷に追われるように下山していたら、↓なものが…。

 

 名前は分からないのだが、これって黄緑色の花なんだろうか?

 

 他に見た植物は、イワカガミ、ワレモコウ、クガイソウチングルマミヤマクワガタ、シナノオトギリソウ、イブキジャコウソウ等々。

 

 結局雷雨になることはなかったとはいえ、安全第一にして良かったと言える。