昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

シングル・オリジン・ティー・フェスティバル 2016に行ってきたよ

 入場料が去年より高いなぁと思っていたが、参加ブースが増えていたので納得。
 チケットは午前と午後に分かれていた。で、自分は午後を選択。んで、13時半から閉場までいました。その間試飲とトークを続けておりました。我ながらよく続くなぁと思ったさ。


 紅茶専門店が多いものの、シングルオリジンと銘打っているのでブレンドものは一切なし。取り扱いは国産、セイロン、ダージリンが多かった。そんな中で健闘していたのがアフリカ勢。
 アフリカ産のお茶はミルクを入れることが暗黙の了解なので、基本的に濃い。価格もお手頃なので手にし易いのだが、なにぶん量が多いので躊躇う人多し。しかし今回は小分けにして飲み比べセットを作っていたので手は出し易かったが、あまり買っている人は見なかった気がする。ミルクティー好きなら是非是非オススメする!
 
 ミルクティーといえばルフナとキャンディーも健闘していた。ルフナは中東に輸出されることが多いので日本では見かけることは少ないが、あの黒糖のようなコクが好ましいと思う人が少なからずいるようだ。
 自分は結局購入を見送ったのだが、超新茶セットというのを取り扱っていたところもあった。何でも作ってまだ10日くらいなのだそうだ。それくらい鮮度の良いセイロンティーは常識を覆されることが多いので、未経験なら試して損はないかと。

 

 珍しい産地のものではハワイとバングラディッシュがありました。ハワイはラオスのお茶に味が似ていて飲み易かった。バングラディッシュのはオーガニックだと分かる味。

 ブースによっては期日に間に合わなかったので予告だけ。というところもありましたが、色々なお話が聞けて面白かった。
 一箇所しか取り扱っていないと思しきものがシッキムとウダプセワラ。


 あと、試飲用のカップを持参しなきゃならないのだが、ウェッジウッドの苺のシリーズを持っている人が意外といた。大体カップルか夫婦でしたが。あとはミントンとエインズレイもおりましたな。
 中国茶器の聞香杯を持っている人やえらく個性的なカップを持っていた人もおり、他人の手元を見ていても面白かった。自分は聞香杯を持っていったのだが、結構珍しいタイプらしい。初めて見ると異口同音に言われました。

 ついでにお店の方で自分の顔を覚えていてくれた方が居り、声を掛けられた時に「何か悪いことをしたっけ!?」と思ったのはここだけの話。

 

 展示企画として何が紅茶の個性の違いを生み出すのか。というのをやっており、実際に試飲をしながら比べてみるという、体験学習のようなコーナーは非常に参考になった。一般の家庭では出来ないことでもあったし、説明が足りなければ各コーナーにいる係の人に質問することも出来る(←つまりキサマは迷惑な客だったわけだな?)。

 

 同じ場所で12月に中国茶交流会がある。従って全くといっていいほど中国茶は見なかった。中国茶交流会といっても半数近くは中国茶以外だったりするんだよな、これが(笑)。で、そこにも出展しますよ。またお会いいたしましょう。とご挨拶をしてくれた業者の方も居られたので、若しかしたら顔を覚えられてしまったか!?とちょいとびくびく。悪いこと出来ないじゃん・・・・(←そもそもするつもりなのか?)。

 今回量は多くないものの、アソートパッケージをメインに購入したので、購入したお茶の種類は30種類を超える。
 それから店舗は出していなかったものの、ルピシアさんが祝辞として自社のカタログつきの紙袋を提供しておりました。流石というか、抜け目ないですな。

 

 本日のお茶。

f:id:runningwater:20161009022152j:plain
 お茶は滋賀県甲賀市土山町頓宮の近江紅茶。
 お茶請けは東京都府中市は青木屋さんのかぼちゃ饅頭。

 画像はストレートだが、事の外パンチがきいており、ミルクティーにしたことを付加しておく。実際ミルクティーにした方が良かった。