昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

チーズ味のお茶

 ※タイトルに直接関係するのは大文字のところから後です。そこまでは読み飛ばし推奨。

 

 発酵食品同士なので紅茶とチーズの相性は好いです。とくれば、後発酵茶であるお茶とも相性がいい。ちなみに後発酵茶とは、発酵させたお茶にカビや細菌(バクテリア)の力を利用して更に発酵させたお茶のことを指す。

 使われるのは好気的カビか嫌気的バクテリア、もしくはその両方である。

 

 よくごっちゃにされるが、バクテリア単細胞生物でカビは多細胞生物。そしてバクテリアの方が環境負荷にめっちゃ強い。乾燥には強いわカビが死ぬような薬剤でも死なないわ、まー流石カビに比べて約30億年先輩でもありますわな。

 好気的と嫌気的は、酸素好きか嫌いかという認識でOK。細かく説明する気もないし(←出来ないと云ふ)、タイトルとも乖離していくからね。

 

 そして、後発酵茶には好気的カビ発酵茶、嫌気的バクテリア発酵茶、好気的カビ発酵・嫌気的バクテリア発酵茶の3種類に分けられる。代表格はそれぞれバタバタ茶(富山県)、阿波番茶(徳島県)、碁石茶高知県)である。中国茶では黒茶というものに該当する。代表格は普洱(プーアル)茶。

 つまり

<後発酵茶>

 好気的カビ発酵茶ーーバタバタ茶(富山県

 嫌気的バクテリア発酵茶ーー阿波番茶(徳島県

 好気的カビ発酵・嫌気的バクテリア発酵茶ーー碁石茶高知県

 

 ということになるでしょうかねぇ?普洱茶は好気的カビ発酵茶になるが、中国茶の黒茶全てがそれに該当するかは不明。

 手間暇かかる為生産量は少ないが、このままだと幻の逸品になる可能性は高いだろうな。幻の逸品になると言えば大寒茶もそのカテゴリーだろうね。

 

 さて、ここまでごちゃくちゃと書いてきたわけだが、チーズ味のお茶とは何ぞや?

碁石茶2:牛乳1で作ったミルクティーである!

 

 それがこちら↓

 碁石茶200ml

 牛乳100ml

 碁石茶ミルクティー300ml。

 混ぜるだけ。

 個人的には常温が好み。タイトル通りチーズ味のお茶になる。碁石茶そのものは乳酸菌醗酵の味なので、そこに牛乳を入れれば乾酪(チーズ)風味になるのは当然??ちなみに生産者さん?曰く1:1でもオススメ。とのことでした。

 

 碁石茶そのものだけなら黒胡麻を使ったお菓子なんか相性良さそうだが、これはミルクティーなので柑橘系を使ったお菓子なんぞ合いそうだなと思ったのだが、すっきりミルクティーならこれも合うのではなかろうか?と思って合わせてみたのが本日のお茶。

 フジパンさんの生くいにーあまんである。表面がちゃんとキャラメルでパリッパリなので好みである。

 左側にちょこんと乗っているのは、福井県福井市は甘泉堂さんの黄金バターサンド。クリームの中には福井県のブランド梅である黄金の梅が使われているので黄金バターサンド。ホロホロと崩れるのが難点ではあるが、美味しい。そして黄金の梅はとても美味しい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 相性は好かった。もっと色々と組み合わせてみたくもあるお茶であることは間違いない。ただ、偽物も出回ってきているとのことなので注意も必要だなと思う。最後に、

公式サイトは

goishicha.jp

 です。