昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

フェルメール展に行ってきた

 好天に恵まれたが、如何せん寒い。太平洋側がこれだけ晴れて寒いということは、日本海側はすごい雪なんだろうなと容易に想像がつく。

 

 して、行ってきた。
 ちょうど入れ替え期間に当たってしまったので、《取り持ちの女》と《赤い帽子の女》を観ることは叶わなかった。

 

 チケット代が2500円(前売り)。音声ガイドは無料貸し出し。で、作品解説の小冊子付き。これを高いとみるか否かは人によりますね。フェルメールの作品は最後にギュッと集められている。他は同時代や影響を受けた人達の作品などがあるので、〝フェルメールっぽい〟のが好きな人にはいい。
 あ、作品の中にはレンブラントに影響を受けたものもあるし、知名度はどちらさま?ながらハイクォリティーな作品もある。

 

 個人的に《ある男の肖像》だったかな?が印象深かった。

 中国の影響もあってか、絵画に徐々に黄色が使われるようになって来ている時代と重なるのだが、全面的に黄色を使っている作品がない中、全面的に黄色の作品が《ある男の肖像》。

 その絵画は考古学者か古代文明愛好者と思しき男が描かれている。身元が不明なのである男となっている。

 あと、黄色い上着フェルメールがモデルに好んで着せていたのか、最後のフェルメールの作品が集められた場所で見る事が出来る。そしてフェルメールに影響を受けた画家が描いた作品にもそれは登場する。

 

 ポストカードの種類がもっとあってもいいなと思った。かといって図録を購入するほどか…?ということもあり、今回購入は見送った。

 ショップは見ていて楽しかったよ。懐に余裕があれば靴下欲しかった。

 

 この後冷たい風が吹き荒ぶ中、不忍の池に移動しましてお昼にしました(お弁当持参)。

 天気は非常に良かったです。

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 そして鳥に声をかけつつ、写真を撮らせてもらいました。

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 ある程度人馴れはしているものの、適度な距離を取らないと逃げるので、鳥に向かって「はいそのままでお願いしますよ~。」と話しかける怪しい人と化しておりました。

 

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 こちらはよく見ると雀がいっぱい。3羽は確実に見つかるかと。

 

 お昼を済ませた後は、秋葉原の日本百貨店食品館へ。

 目当てはお餅だったのだが、今年は取り扱い種類が3種類と少なく、その中から2種類選びました。

 あと、元佃煮屋さんの石井食品さんが推奨販売をしておりまして、お正月限定の栗きんとんの試食販売を行っておりました。

 メーカーさんが取り扱っている商品は、京都(丹波の栗)、岐阜(山県の栗)、長野(小布施の栗)、千葉(成田の栗)、茨城(笠間の栗)、青森(弘前の栗)で、岐阜以外を販売しておりました。いずれも今年取れた新栗を使用とのこと。

 

 栗きんとんは炊きが固いのを好むから、いつも作っているという話をしたところ、何故か推奨販売の方と料理談議になりまして、そして試食販売品フルコース振舞われました。どの栗も有名どころのものだし、味も風邪を引いている自分でも違いが分かるくらいはっきりとしていたので、こだわってみたい人にはいいかもしれない。

 

 ここで買い物を済ませた後も別のところで買い物をし、帰宅した。もう、ぐったりです。

 本日のお茶。

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 見たまんまですね。

 

 あと、冷蔵庫の中に眠らせていた食パンを、下のバターを使って

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 性懲りもなくフレンチトーストを作ってみたりした。

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 卵液に浸す時間はいつもは3時間なのだが、今回手が回らなかったので6時間になってしまった。

 兄上が絶賛していたので、ちゃんと食べられる代物ではあったようだ。