昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ザ・刀剣展に行ってきた

 出足が遅かったので、今回は駅から歩いていきませんでした。時間があったら歩くんだけれどね。徒歩45分位だから。
 今回初めて気が付いたのだが、街路樹桐だったんだね。花咲いてんの見て気が付いたよ(←葉と幹だけでも分かる気だろうに)。遠くから見ると枝の先だけちょいちょいと化粧筆で刷いたように色が違う(ピンク色)ので、新芽が萌えているのかと思いましたさ。

 

 場所は自分が行った中で五月蝿いことが多い東京富士美術館。知る人ぞ知る、某宗教団体が所持している建屋です。
 
 土曜日という割りには人が少なかった。しかし人数に比較すると展示室は五月蝿かった。
 刀剣や甲冑などの展示は、何故か男性二人組またはそれ以上というのが物凄ぉく、喧しい。というパターンが非常に多い。勿論今回も例に漏れず。


 展示室に入るや否や、全身フル装備の鎧武者が居たことには驚いたが、どうやら係の人らしい。が、驚いた。光沢がかなりあるが為に本物とは思わなかったものの、ぎょっとした(←強調し過ぎや)。

 

 展示品は年代別または地域別に展示されています。なので、各地の流派の特徴などを掴むには良いかと。また、初公開品も多い。日本刀と言ったらこの人!とくる新刀時代の申し子こと、乕徹が作刀したものも三振り出展しています。しかも全て初公開品かつ保存状態が良好。
 他には正宗や村正といった有名どころも。
 地域別は五ヵ伝を始め、月山、八王子(武州)と枠を組まれ、人物別では南朝の功臣、徳川家、島津家、そして特別展示として真田丸土方歳三(後期のみ)と枠が組まれています。真田丸は分からなくはないが、後のセレクトは一体誰の好みなんだ?
 あと、一振りだけですが、手に取るが如く観賞出来る物があります。これも初公開物で武蔵守藤原兼中 越前住と銘がある。普段目にすることの出来ない観賞の仕方も出来るので、行ったら是非!

 

 刀剣の他に武具甲冑、屏風図、鍔、印籠、書状など関連したものを見ることが出来る。で、自分は今回初めて新田義貞の直筆を見た。

 崩し字がきっちりと読めるわけではないが、思ったよりは読みやすい?と思った。ただ、何となく自分がイメージしていたのとは違うなぁと感じた。
 ちなみに展示物は写真撮影可だそうです。

 

 本日のお茶。

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 お茶は13年高山春分前明前茶、手工蒙頂山甘露(ラスト)。
 お茶請けは山形県蔵王米菓さん製造、同農業組合法人りぞねっとさん販売のだだちゃ豆チップス、だだちゃ豆味。麿さんと半分にした。美味しかったですよ♪