昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

新宿の鉱物ショーへ行ったよ

 会場になっているビル周辺に有料の自転車置き場が設置されていたので、撤去の心配がなくなって安心した。 

 

 会場内で偶然の出会いや再会を重ねまして、情報交換や買ったものの見せ合いなどをしつつ、30周年を迎えた新宿のショーを愉しみました♪
 今回は業者の方にみどりの日と言われるくらい、緑系の鉱物を購入しておりました。後他には青や紫。赤系が入ったものは1点のみかな?といってもメインではなく母岩に入っているというものだが。
 何かってーと、トルコ産のメノウ(未研磨)。メノウの周りに赤や緑、黄色(?)の碧玉(ジャスパー)が混合したもの。同種のものだから混じっていてもおかしくない。流通としては本邦初とか。採取場所はトルコの中央部らしく、あまり治安がよろしくないので日本人(外国人)入れないよ。とな。

 

 今回はー、これさえなければ予備弾倉に手をつけなくて済んだのになぁというものを紹介。
 つか、あまりの美麗さに目を奪われちまいましたよ。しかもお店にいたのはこの1点だけ。ついでにそこのお店で、出雲は北山の黒松と新潟は糸魚川翡翠がついたブレスレットを購入した。つか、購入品全部ブレスやん・・・・。

 

 これはじっくりと手に取って見て頂きたい一品ですね。緑色、空青色、青緑色、海青色、白色が様々に混じっていて綺麗です。

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 背景が白。
 こういった色の鉱物はありますが(勿論天然で)、この鉱物物名を知ったら、良い意味で既成概念をぶち壊してくれること請け合いです(笑)。というのも、正解率が低かったから。
 ただ、ネットでハイクォリティーを探せば出てくるよ。・・・・うん、そりゃー出てきますよ?けれどもつまらくね?色々と。

 

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 背景が黒。
 和名を作ったのは確か宮賢もしくは石っ子賢さんこと宮沢賢治だったか?

 

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 キラズ装着時(見苦しいのは許してくれ)。
 自他共に認める一番似合う色は赤(特に深赤)なんだが、この色も似合うそうです。というか、着ていた服が黒だったのも相俟ってえらく目を引く色合いになっていたと。
 
 じゃあ一体この鉱物は何かというと、天河石。つまりアマゾナイト。アマゾン川が名称の由来なのに、何故かアマゾン川流域では産出しない(ブラジルを除く)。
 このブレスレットに使われているものの産地は東トルキスタン。極々ロシア国境に近いウイグルであると。去年出てきたばかりの新作で今後どうなるか分からないとも。産出量が増えればもっと価格下がるし、そうでなければ現状維持か上がるかと。
 

 天河石は極々微量のPb(鉛)が混入すると透明度が高くなる。んーで、ルースで持っていたのでそれは知っていたのだが、これはもう色にやられた。持っているルースは透明度はあるものの緑色だったからというのもある。
 つなぎに使っているゴムも白ではなく青というところも購入ポイント。
 あ、天河石そのものの成分は、KAlSi3O8です。

 

 先日手に入れたグランディディエライトですが、会場内で見かけました。但しとても手出しできる値段ではなかったですが。しかしながらキャッツ・アイを持つグランディディエライトを見ることが出来て眼福でした。
 他には博物館流れの巨大カクタスアメシストなんかもありまして、取り扱い業者さんも見た事がないというくらい濃~い紫を目で堪能してきた。そこの業者さんでは濃い紫水晶の小さな群晶と、同じくらいの群晶でカコクセナイト入りのものと、紫水晶の上に形状違いの紫水晶がのっているものを購入しました。

 

 本日のお茶。 

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 はい、お茶じゃあないですね。

 

 気を取り直して、本日のお茶。

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 お茶は滋賀県土山の上かぶせ茶。
 お茶請けは大阪府大阪市高砂堂のおいもさん。
 美味しいのだが、1人で1個はなかなかに厳しかった。個人的にはお茶よりも牛乳の方が良かった。