昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

辛味=痛覚なんだなぁ

 辛い物や刺激物が苦手なクセにチャレンジしてみた、刺激物(前日参照)。辛味=痛覚だという事が、よぉ~く解った。

 

 ついでに、辛味を味覚として認識する文化圏と、別物として分ける文化圏とがある。乱暴な括りだが、東洋と西洋と思っていただければ結構。

 そしてお茶などに含まれる渋みというのも、実は味覚ではなく痛覚のようなもの。渋みの成分ってタンニンと呼ばれるもの。

 

 濃いお茶を飲んだ時に舌(触り)の感覚が飲む前に比べてざらついたような感じになったことはありませんか?

 タンニンはタンパク質と反応してたんぱく質の構造を変えてしまう働きがある。つまり、変性作用を持つ。これによって渋みと感じるものが生じる。とされている(はっきりとは分かっていないらしい)。

 

 じゃあ結局味覚ってなんなのさ?と思う方もいるかもしれないので、簡単に説明⇒味蕾を通して感じる味のみが味覚。

 しかしながらあくまでこれは生理学においての話であって、辛味や渋み、温度など味蕾以外で感知されるものは、食べ物に対して美味しさや危険度、好みなどを感じる為の役割を果たすものなので、一般的な見解としては「味覚」の中に含んでも問題はない。

 

 前置きが長くなったが、実際食べてみたら、糖分の塊で辛い筈はないのに、辛い物を食べた時に舌が感じる痛み(但しヒリヒリ感などはない)を感じた。

 辛味の成分っつっても、カプサイシン系、ピプリン系、ジンゲロール系とあとなんだったかな?(検索⇒)アリルイソチオフラネート系とあるわけで、どれに一番近い感覚かというと、ジンゲロール系(生姜)。

 他の代表格を挙げておくとカプサイシン系は唐辛子、ピプリン系は山椒、アリルイソチルフラネートは辛子や山葵。

 

 味と感覚は分かったから、あとはお菓子箱に入れておくとする。

 ノーマルタイプも入ってはいたので、そっちは食べるが、あとは他人にお任せ♪