昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

一夜明けて

 昨日荼毘に付し、時間を間に合わせた母と二人で見送りをした。

 人もそうだが、この時期動物も逝き易いのだと説明を頂きました。気候の変動を人間よりも影響を受けやすいためだとか…。

 

 お骨が戻ってきてしばらく経たないうちに麿さんが花を持ってやってきた。元々24日にこちらでやることがあり、お見送りに間に合わないのは承知の上だった。と。

 陰膳(かげぜん)というのにはちょっと(⁉)違う気がするのだが、先に鬼籍に入った文太に和栗のモンブランクリームチーズが好きだった桜にはチーズケーキを供え、紅茶を淹れて生前から現在までのことを母、麿さん、自分の3人で語りました(兄は仕事)。

 何故に猫にケーキかというと、お下がりした後に人間が食べられるように。との麿さんの配慮です。

 

 麿さんが帰るまではまだ良かった。

 帰った後、親父がひどかった。

 自分は煮詰まった脳内の負担を軽減すべく、とにかく身体を動かしたかった為現場にはいなかったのだが、帰宅したら母が烈火の如く怒っとった。…バックオーラが見えるって相当なもんだぞ?

 

 相手は全て母で、親父がのたもうたことを箇条書きにしとく。正直自分は親父を地面に叩きつけてやりたいと思った。そして、どうしてこんなヤカラの血を引いてなきゃならねーんだとも思った。

 ・一体幾らかかったんだ?としつこく質問。

 ・あいつ(麿さん)は今日何しに来たんだ?と疑問。

 ・また猫でも飼うか。と愚問。

 

 業者さんが説明してくれた時に、何故共に居なかった?

 骨壺の前の花を見て悟れ。

 せめて49日過ぎてから言え。

 

 ずっと家にいて見送りすらもしなかった分際で何をほざく?飼うに当たって世話をしなかったヤカラが言うべきことか?

 

 間接的に聞いた自分ですら、久し振りに怒りで体が震えたくらいだから、母の胸中は如何程か…。

 まだ幾つかあるのだが、流石に疲れるからやめておく。

 瞋恚(しんい/しんに)去り難し家を守る狗の如し。という言葉があるが、この先思い知ることはあるんだろうかね?この親父は。

 

 本日は下がりものを頂きました。

 冷たい麦茶と和栗のモンブラン

 本当はチーズケーキを頂く予定だったのだが、くそ親父が横盗りしやがった。

 

 お茶との相性は良し。

 昨日は苺のショートケーキとケニヤ山のブライトテイストのミルクティー(ラスト)を3人で頂きました。当然写真はない。

 飲みたいお茶が3人一致したのは、何となくそんな気分だったんだろう。

 

 余談だが、「そんなに(親父が)嫌なら出て行けば?」と兄に言われたが、キラズの代わりに掃除、洗濯、買い物他を全てやれるから言っているんだよね?炊事も休みの時限定でやるよね?毎日やる気はあるのか?

 ついでに、自分が出るからには家のローンの保証人をやめることは可能かねぇ?理解した上で発言しているか?

 父兄に言いたいが、母は家政婦ではないんだが?麿さんに言われたこと覚えていないのか?「私は母親でも恋人でもないのだから、自分のことくらい自分でしろ!」って。

 

 何か、最後愚痴になっているが、個人の心境なんて、理解なんざ出来なくて当然だわな。家族と言っても他人なわけだし。

 …疲れました。