昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

名っ残り雪ぃ~

 南関東東部ではなかったですが、あったところはあったようだ。最高気温8℃って・・・・ナニ?


 親父が己が母親方の法事を終え、父方(宗家)にも立ち寄って帰ってきた。宗家にある仏壇は400年前のものだそうだ。仏間があるくらいだから別段不思議はないが、随分大切にされているのだなぁと思った。地域的にも信心深い人が多いと言われている所為かもしれないが。その割りにはその子孫は不信心どころか罰当たりレベルなんだが?正直孫の自分等よりもレベルが劣る。

 

 あまり体調が優れないので家で大人しくしていたが、お使いに行かされたりとさせられました。長ネギリュックに背負って帰ってきたら「Qちゃん、日本刀仕入れてきたの?」とか母に言われるし・・・・。

 

 体調は優れないとは雖も、寒いとお腹が空くのが早いので合い間合い間に食べていた。
 そんなわけで本日のお茶。

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 お茶は13年はタルボ茶園のオータムワンダー。
 お茶請けはカフェ専用のkitkatと、京都府京都市の紫野和久傳さんのあづき(小豆煎餅)。原材料が京丹後市久美浜産の小豆のみ。という、徹底した和菓子である。

 

 お茶その2。

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 お茶は静岡県の深蒸し煎茶。
 お茶請けは石川県鳳珠郡はいわずみさんの金沢あんふれーばー、能登金時芋。小さいが結構ガッツリ。あとは福岡県八女市は隆勝堂さんのよなわな(ダックワース)。八女産の抹茶入り。

 福岡といえば、本日開花宣言しましたね。

今回は見送り

 横浜の産業貿易センターにて、鉱物の展示即売会があるのだが、今回は見送り。
 3月に2回連続で業者さんのところのセールに参加したというのが一つと、今迄欲しかったフライパンを購入した為。母と半額ずつ出し合ったのにもかかわらず、5桁出費・・・・。

 

 そもそも親父がテフロンコーティングのフライパンを金ダワシで洗わなければ余計な出費せんで済んだ。使う前に取り扱い説明くらい読めっ!!てか、それくらい読まんでも分かるだろうがっ!!
 で、フライパンのコーティングが剥離してきたのを経年変化と言って憚らない。あんたのせいだってんだよ!3年も使っていないのにそう簡単に駄目になってたまるかってんだ。

 

 母が「高いの買っても、どうせ物の価値すら分からないのが駄目にするから安いのでいい?ホント親に似て困ったものね。自分で買いやしないくせに。」と言ったのを押しとどめて、「いっそのこと思い切って以前から欲しかったのを買ってみないかい?自分が出すからさ。」と言って母を折れさせたのはキラズで候(その後母が半額負担してくれたのは大変有難い)。
 ついでに前述の母の言葉には反論する術は自分にはない。事実以外のなにものでもないし、自分で買いに行きすらもしないのに文句だけは言う。我が親父ながら不良債権だよな。と思うことしきりである。
 
 じゃあ、まぁ、本日のお茶。

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 お茶はベレ氏から頂いたウバ。
 お茶請けは落ち武者さんから頂いた京都府は足立音衛門さんの王様のフルーツケーキと桜のパウンドケーキ。後ろに控えているのは女峰。
 麿さんに女峰を分けた時、「にょほにょほにょほ。にょほほほのほ。」と嗤ったのは、シャレとして取っていいのだろうか・・・・?

 

 両御仁ご馳走様にて候<(_ _)> 

星入り

 先日手に入れたスターサファイア。2つのうちの1つをアップ。
 こことは違うのだが、スタールビー?と言えてしまえるようなスターサファイアを見せていただいたことがある。
 スタールビーじゃあないのか?という質問をしたら、対象物を光に翳しながら「極僅かにオレンジがかっているから、これはサファイアに区分されてしまうんですよ。」とのことだった。
 同じ赤は赤でもオレンジではなく紫がかっているものはルビーに分類されるのだそうだ。

 

 コランダム、和名だと鋼玉石で、赤色のものをルビー、青色のものをサファイア、それ以外のものをコランダム(但し宝石名としてはサファイア)として分類されている。

 

 正面から見るとスターが見えない。
 春らしくかつ自分好みの色♪

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 影で分かると思うが

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 何気にぼりゅ~みぃ。

 

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 ちゃんと星は出るよ。

 

 本日のお茶。

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 お茶は杉谷さんのエクセレント紅茶。
 お茶請けは母提供の胡麻だんごやかす巻き。

春だからか?

 お彼岸が開けましたな。
 最近眠くてたまらない。そのうち嫌でも眠り続けなきゃならない日がやってくるのに、だ。
 春の苦味のある蔬菜が出回ってきているということは、身体も冬眠状態から覚めつつあるという事だ。春蔬菜の苦味は身体を完全に叩き起こし、冬眠モードにあった身体の毒を出したりする作用があるのだとか?

 

 人間は冬眠しないが、身体の働きを鈍らせて体力の消耗を防ぐ為にちょっとした冬眠のような状態になる。春先にそれがしっかりと解消されないと五月病の原因になるのだと!
 
 それはさておき、この時期に作られるまたは決まって売られているのが「ぼたもち」。でも何故か「おはぎ」と書かれているものが多い。
 物は同じだが、春の華やかさに因んで花王たる牡丹の花を、秋の雅やかに因んで最も愛された花(万葉集で最も詠まれた)の名を冠したはずなのだがなぁ。

 

 本日のお茶。

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 お茶は16年はダージリン1stフラッシュ、ムーンダコティー茶園のもの。
 北海道はもりもとさんの3種のチーズタルトとエッグタルト。

開花宣言!

 それはいいのだが、1月下旬の寒さだと。道理で吐く息が白いわけだ♪週末も天気はあまりよろしくないそうな。
 桜は標準木があり桜前線なるものが存在するのだが、梅にはないんだよなぁ・・・・。気まぐれだから。


 んーで、寒い日にはミルクティーというわけで、本日のお茶はミルクティーにしてみた。お茶はルワンダのだよ。

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 お茶請けはサンパカさんのマダレナ ショコラタ。週間予報を見越して解凍したのが功を成した。と取っていいのだろうな。

 

 ↓は昨日のお茶とお茶請け。キラズにしちゃあ珍しくポテトチップス。

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 お茶は加賀の棒焙じ茶
 お茶請けは埼玉県八潮市は菊水堂さんのポテトチップス。原材料は芋、油、塩だけ。
 145gで400円超えるのだが、g単価に直すと普通のものに比べるとちょっと高いのか?というくらいだ(普段食べないから値段知らんのよ)。
 
 普段食べないというよりは、味が濃すぎて嫌いなのだよ。しかしこの菊水堂さんのは開けたら最後。あとは推して知るべーし♪

寒気と暖気の反復横跳び?

 三寒四温は言ってしまえばタイトル通りかと。
 
 春の訪れというのは世界的に見て暴力的なのだなと思う。
 英語で春はライオンのようにやってくる。という表現があるし、中東ではブラックストームが来たら本格的な春の訪れ。という風物詩があり、フィンランド語には寒の戻り(タカタルヴィ)という単語がある。他にも探せば出てくるだろうけれど、知っているもののみ書いてみた(←どれだけ知識ないねん)。

 

 本日はサンルームにいれば非常に暖かかったんだろうなと思う。しかしながら風が強くてねぇ~。寒かったさ。
 自分がいる研究室の非常階段から富士山が見えるのだが、春の訪れと共に見えなくなり、ぼんやりと霞の中にその影が見えるのみである。東側は海なのだが、気候条件が揃うと辺り一面が真っ白で何も見えなくなるくらいの濃霧が発生することがある(朝限定)。濃霧(濃靄?)の中って、肺胞にねっとりと空気がまとわり付いてくるような感じで呼吸がしにくい。


 学校行っていた時も、春先に自分の影が目の前に映る位の濃霧が発生することもあった。こちらは夜限定だが。グループによって名称が異なるのだが、自分等の間では「ドッペルさんが登場する夜」とか「分身の術が使える時」という名称でしたね。あ、ドッペルとはドッペルゲンガーのことです。
 「こんなのが2人もいたら世界が終わるよ。」とかふざけていった日にゃ、「ならコーウォーカーに登場していただこうか~。」という悪ふざけが始まる。ドッペルさんの説明は割愛するが、コーウォーカーは自分が死ぬ前日に現れる自分のそっくりさんのこと。

 

 今日は寒かったけど、ミルクティーにはせず緑茶にしたよ。

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 お茶は緑峰。
 お茶請けは頂き物のお菓子。福岡県のアーモンド入りチーズおかきと鳥取県因幡の白兎まんじゅう。

干し猫作り

 お彼岸の中日ですな。ところで今年の社日はいつだっけ?
 今回お墓参りには行かない。連休だからだ。で、来週と思ったら宗家で葬儀があるとのことで親父がいない。というわけで、4月の始めに行こうかと。清明節あたりですかね?丁度桜の頃に当たると好いなぁ。
 3月中に別宅を取り壊すという計画だったようなのだが、まぁ叔父の諸始末(個人的には本当に始末しておきたい)と伯母の輾転反側(こっちはざっくし切り伏せておきたい)のコラボで延期になった。予定は未定だが、最後に泊まっておきたいなという気持ちがある。ここで淹れる紅茶が殊の外美味しいんだ♪

 

 それはさておき、猫達が外に出せー出せ~と五月蝿いので天日にさらしてみました。

 文太↓

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 入っているのは洗濯籠。何故横か?

 

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 狭いから!巨猫ゆえに。

 

 桜↓。

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 黒って日光吸収率がいいよね?

 

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 3分と持ちません。即日陰に避難。

 

 うちの洗濯干し場はL字なので避難場所があるのだが、各自の部屋のベランダは日影がないのでそちらには出しません。 
 血を分けた兄妹だから模様は同じなのだが、文太は金目の茶トラ。桜は濃い目のサバトラに緑目。その上に里親が早く見つかった姉のしーちゃんというのがいるのだが、その仔は三毛。カラフルですな。

 

 この子等は、前の飼い主さんが飼い始めて暫くしないうちに急に転勤ということになり、里親サイトに差し戻された。そこで縁があってうちに来ることに。

 候補者が結構居たらしいのだが、うちだけ2匹まとめて引き取ると申し出たのでそれが決め手の一つだったらしい。あとは面接でも猫の好きなように任せていたのもポイントが高かったようだ。
 面接の当日の事前電話連絡で小学生と間違えられたキラズ・・・・。父親同伴だったからよかったものの・・・・溜息。

 

 珍しくお茶の前にこれ書いているんだな。
 この後お茶にします。

春麗ら

 良い天気でしたな。母に首に鎖つけられまして、祖母のいる施設へ連行されました。
 定期的に施設に衣類の巡回業者さんなるものがやってきまして、入居者さん達に衣類・肌着その他ちょっとした小物を販売してくれるイベント。前回はインフルが猛威を振るったため入居者の家族または依託された施設の職員さんらのみが参加。
 そこで購入したとしても、名前を書いたり縫い付けたりしなければならないので一旦はお持ち帰りになる。その為の荷物持ちが欲しいってことでオイラ出動。


 どさくさに紛れて自分も薄いミントグリーンのシャツを購入。日本製で綿100%。緑系は黒と合わせやすいと思う。あと別の場所で母にご褒美として帽子を買ってもらえました。母も購入していたが、試着のした時に改めて「頭ちっちゃいんだな~。」と思っておりました。

 

 それはさておき本日のお茶。

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 お茶は16年はダージリンオータムナル。ジュンパナアッパー茶園のもの。
 お茶請けは頂いた落花生のお煎餅。
 1袋40枚入りなので、早めに食べないと湿気てしまう・・・・。

超・日本刀入門展に行った

 場所は静嘉堂美術館。世田谷美術館に匹敵するくらい駅歩がある。といっても徒歩20分くらいだが。んで、美術館入り口から館まで5分ほど歩く。世田谷美術館も砧公園に入ってから5分以上歩く。


 で、自分はのらりくらりと二子玉川駅から歩いていきました。時刻表が変わっていなければ20分に1本なので、歩いて行った方が早い。

 

 昨今日本刀ブームらしい。何でか知らぬが、敷居が低くなり人口が増えることはいいことだと思う。表層的に終わらなければな。

 で、専門用語が難しすぎるのは納得いくとして、どこを見ればいいか分からないとか全部同じに見えるという疑問を持っている人がいるということには驚いた。つーか、普通に見ても違うだろうがっ!知識なくてもそれくらい分からん?とツッコミを入れたい。


 展示品の1点1点に、この展示で初めての目の当たりにする人や、カンショウする人の為にも基礎知識満載の解説がついておりました。「カンショウ」がカタカナなのは、観賞の人もいれば観照の人もいれば鑑賞の人もいるだろうからという点からカタカナにしてみた。全部意味違うからね。

 

 日本刀がブームになる前から日本刀好きな自分は、観賞に関しては独学です。始めは書籍もネットも学習媒介なぞ一切使わずに、実物を目にして感じて、これに斬られて死ねるなら本望かも・・・・という感情を基軸に観てきた。
 現在は初心者向けの書籍を買ったりして来歴や背景を学んだりしているが(相変わらずネットは使わない)、やはり本物を目にするという行為には敵わないなと思う。
 あと、運がいいことに独自に辿り着いた見方と、展示品としての刀剣類を観賞するにあたって最適な方法が全く一致したこと。これは嬉しかった。尤もこれは誰でも行き着くと思うので、自慢にゃならんが。

 

 打ち刀よりもどちらかというと太刀が好きなので、室町初期以前のが好きですね。特に鎌倉時代は太刀の全盛期かつうっとりするようなものが多い。平安時代でも獅子王とか友成といった優美なものもあるけどね。そこまでいくと始めは実用品後美術品というよりは始めから芸術品といった方が相応しい領域のものだと思う。 


 展示品二十九振りは全て静嘉堂文庫美術館所蔵。秘蔵コレクションでここまで一堂に公開される事はなかったようだ。その中に国宝指定されているものもある。何を隠そう、手掻包永(てがいかねなが)である。手掻は大和五派といわれるうちの一派。包永は刀工の名前。
 包永もいいが、個人的にはそれよりも少しだけ後の新藤五国光の方が好み。優美にしてスレンダーな美人!(←戻ってこーい)自分が一番目にしているのが相州伝であるせいなのか、Made in 相模国は好きだ。

 

 天下五剣の一振りを作刀者、伯耆安綱(ほうきやすつな)が作刀した太刀もありました。展示品の中では最も古く唯一平安時代に作刀されたもの。10世紀とあったので、平安時代でも中期。文学や芸術面などを見ても色々と花盛りの時期のもの。
 展示の流れは古い⇒新しい。という流れになっており、その後戦国時代で臣下に下賜されたものをエピソード付きで紹介。それに刀に付き物の小道具や鍔、印籠が展示されていた。ここでも有名どころが♪後藤一族は勿論、柴田是真さんのもありましたよ。

 

 中身は古くても拵えは後世に作り直されたものが多いので、当世はどんなんだったんだろうか?と想像を廻らせるのも面白くはある。
 して、誰でもというわけではないが、日本刀を見に行ったことがある人が知っているようなものを挙げておくと、長曽弥虎徹(時代によって乕徹とも古鉄とも書いた)、備州長船シリーズ(備前長船と言えば通じがいいかな?)、一文字シリーズ、源清麿(四ッ谷正宗と言って分かるだろう)、来国光だろうか。一文字シリーズはバサラが好みそうな華やかさを持つ。来派は安定したクォリティーを打ち出すといえば何となく想像はつく? 

 

 春日大社展でもやったが、キラズの悪いクセが発動したのはいうまでもない。⇒合金などの材料組成や薬品処理、彫金技術及び道具、製作工程などを実物を前に思考する。大した知識も持ち合わせてもいないのに。
 分かっていますよ、人の邪魔になること自体。
 組成でいうなら金属だから、オーステナイトとかマルテンサイトとかそういったもの。分かる人は温度変化による組織変容図なり、粒状変化の組織写真なりを思い浮かべて下され。
 同じように作っても同じようにならないのは、人の思想が籠められてこういったものになったとも言い換えられるだろう。なら、作刀者(刀工に限らず)や所持者は何を思い描き、何を追い求めていたのだろうか。と思う。

 所持者は少なくともブランド品を持っているから人格にハクが付いたという、浅はかな考えではなかったと思いたい。

 

 この後裏庭へ。
 反対側の出入り口が秘密基地へ抜けるような感じで好きだったのだが、工事中だったのでこちらに回った。こちらは秘密の花園(←その表現はヤメレ)行き?

 あ、 時間の都合上写真は割愛。

 

胸部負傷

 大した事はない。
 三日月(鎖骨の窪みのこと)。から10cmくらい下のところが膿んだだけ。原因は不明。先程それが弾けたので膿みの核と血を剔抉(てっけつ)した。したら血が止まらなくなったので絆創膏を縦に貼っている。位置が丁度中央なんで何かの呪(まじな)いっぽい。

 

 子供の頃に比べて傷口が膿み易くなってきているのは、体質の変化なのか怪我し方の変化なのか・・・・・・。
 自分は今のところ入院するような大怪我というのはないので、その点はご先祖さんに感謝だな。一番ひどかった怪我は全治4ヶ月だったしさ。

 

 本日の「お茶」はなし。
 お茶の代わりに↓。

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 クロワッサンベーグル。両方の良いトコ取りをしたものらしい。美味しかったです。

 あと↓。

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 16年に収穫したナガノパープルのゼリー。トマトの皮を湯煎で剥いたかの如く、めろっと皮が剥けた葡萄が入っておりました。食感は寒天っぽかったが、ゲル化剤で固めている。