昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

呪文ですか?

 カボチャやズッキーニってお仲間野菜がありますわな。

 先日韓国南瓜という、日本南瓜の仲間を手に入れたのだが、見た目はズッキーニ。つる性ズッキーニとも言うらしい。ちなみにズッキーニは茎の根本に実をつけるので、つるなし南瓜と呼ばれる。とのこと。

 

 同じ南瓜なのに何故?と思ったら、南瓜は南瓜でも系統が異なるそうな。

 で、その系統を調べてみた結果がタイトル。呪文でなければモンスターかなんかの類か?

 

 まず日本南瓜の系統名⇒ククルビタ・モスカータ。

 次にズッキーニの系統名⇒ククルビタ・ペポ。

 あと西洋南瓜の系統名⇒ククルビタ・マキシマ。

 

 南瓜の系統は5つあり、残るはククルビタ・フィシフォリアとククルビタ・アルギロスペルマ。日本では一般的ではないので上記からは除外してみた。

 

 それにしてもペポって、なんて力の抜ける音だろう…( ̄▽ ̄;)いや、確かにペポカボチャってあるけど、あるけどー…。

 

 ククルビタとは?と思って調べてみたら、食用ウリ科に含まれる苦み成分、ククルビタシンから来ているものだということだった。そして多量に摂取すると食中毒を起こすとな。

 今でこそ南瓜は甘いが、原種に近い南瓜って殆ど甘みがない。それもやっぱりククルビタシンの影響なんだろうか?

 

 あと、南瓜が苦かったり異臭がしたりする現象があるそうなのだが、こちらはククルビタシンとは関係なく、果肉が脱水症状を起こしている状態で収穫されたものに起こる現象で、クリスタル症状と呼ばれるもののようです。

 成分が白く結晶化する現象なので、恐らく元には戻らないかと思う。

 

 モスカータは薔薇とか葡萄に同じか同じような名があるが、関係あるんかねぇ?