昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

IMAGE2023に往ってきた

 場所は新宿。国内業者さんがメイン出展。両国の秋場所(ミネラル ザ ワールド)を諦めてこっちに資金を回した。12月に池袋の大戦があるのでそっちもきちんと軍資金を確保出来るといいなぁ…。山に行くようになってから、当たり前とはいえ使えるお金がホントに減った( ̄▽ ̄;)

 手っ取り早く辞めりゃいいのだけの話。なのだが、山は逃げないとは雖も、登りたい山と登れる山は別もん。年齢的にも体力的にも今より若い時はないんで、動ける時に行っておきたいという欲がある。

 

 前置きが長くなったが、今回購入したのは少ない。

 が、前から欲しいと思っていたグラファイトの上に乗ったガーネット(アメリカ産)を手に入れた!そのまま鑑賞するのもいいですが、実はこれ、下からライトを当てるとグラファイトの影の中に、ガーネットの燃えるような真紅の光が浮かび上がるのですよ。

 実際画像を出したいところだが、その写真を撮る時間そのものが取れない( ノД`)シクシク…

 

 あとはビビアナイト。こちらは去年の池袋でオーストラリア産のカボッションカット(夜空色)のものを購入していますが、今回購入したのはブラジル産の板(青緑)。モース硬度が2あるかないかなので、ケースに入れた状態で落としても割れるとな。なので、始めに「軟らかい鉱物は好きですか?」と確認を取られました。

 猫がいた時は断っていただろうけれど、今はもう居らんので購入に至りました。

 

 それからアノーソクレースサンストーン。いわばサンストーンです。商業名はロシアン サン・ムーンストーン。勿論?ロシア産です。南ウラルのポタニンスキー山とちょっと力の抜けそうなところが産地です。

 灰色と白の斑な石で、白っぽい部分がムーンストーン、黒っぽい部分がサンストーンらしいです。

 

 残るは南アのスギライト

 スギライトは紫色が有名ですが、今回手に入れたのは黒や灰色、赤紫、ほんのりピンクが縞状になったもの。

 ちなみにスギライトは鉱物の中で唯一日本人の名がついている石です。瀬戸内海は岩城島で鶯色のものが見つかったのが最初で、鉱物学者の杉健一氏にちなんで名づけられたのだそうな。

 何で杉氏なのかというと、「現代の岩石学の基盤を築き上げた大表者」だからだそうな。

 

 それにしても写真撮りたいな…。

 ついでに帰宅後人の気に当てられたのか、ぐったりしてお茶も飲まずそのまま寝てしまって、お茶が出来ずじまいだった…。