ナショナルストーン(国石)がガーネットとなっている国・地域は意外と少ない。アラスカ、チェコ、ボヘミア、帝政ロシアくらいだ。自分がまとめたもので良ければここ参照。
それから、古代から各地域や国別に誕生石を調べてみたこともあるのだが、1月はガーネット以外に見当たらなかった。2月のアメシストも不動。それについても以下同文こちら。
ガーネットといっても色々あるじゃん!という個人的なツッコミは控えるとして、アメリカはアリゾナ産のパイロープガーネットをどぞ(^^♪
…黒いっすね。
つか、融(と)けたガラス?
下にくっついている白いのは粘土。ものが小さいから、流石にこれを指先で持つ気にはなれない。
哀愁漂ってますねぇ。
強い光源に当てると確かに紅い。
ちなみにパイロープはギリシア語で「炎のような」という意味だそうです。
しかしこの(静脈から出た)血のような赤だと、何か恨み買ってそうで恐いな。心当たりはないけどね。
して、同じくこちらはアメリカはアラスカのガーネット。
こちらはアルマンディンガーネット。
アルマンディンは、古来(から?)この石を多く取り扱っていた都市の名だそうです。言ってしまえば、大森海岸産の海苔が浅草海苔として売られているようなものですな。
鉱物の世界でいえば、トルコでは産出しないけどトルコ石てな感じですかねぇ…?
少しオレンジがかっているが、これはこれで綺麗だと思う。
ついでにこれは、母岩の両端にガーネットがついているのだが、写真を撮るとなんかしっくりとこなかったので個別に撮っている。
こちらが対極にあるガーネット。
こちらはやや紫がかっている。
ちゃんと光を当てれば綺麗な赤。
色味が似ている所為か、ルビーよりも低評価をつけられることが多いらしい。個人的には、特に石についてのこだわりがなく、赤い石が好きならルビーよりもガーネットの方がオススメできる。硬度的にも、金額的にも。
もしそれでガーネットに興味が湧いたという方いらっしゃったら、専門店がありますので、そこを覗いてみて下さい。愛が凄いです。
…さて、これよりお茶をしてきます。
本日のお茶。
ショコラ・ショーとカマンベールクッキー。
この飲み物には塩気のあるお茶請けがよく合います。
原材料は
牛乳300㎖
生クリーム100㎖
チョコレート50g
今回選んだのはベトナム産カカオを使ったベトナムのミルクチョコレート。
分量は2人分(兄上と自分)。
ちょっと甘かったのでチョコレートは30gでも良かったかもしれない。