昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

寒気立つ暁闇に見る飛英唯に思うは邯鄲の夢

 読みは「さむけだつ あかときやみに みるひえい ただにおもうは かんたんのゆめ」。とまぁ、一句読めたわけだが、過去ブログ見ると梅の時期から桜の時期、思ったよりは詠んでいる(当人比)。

 言葉の割りには内容は薄い(;^ω^)って、自分にそんな技巧を凝らした雅致(がち)なものが詠めるわきゃない。なんだって月(がち)だから。

 意味は、寒さを感じる夜明け直前、目にした舞い散る花びらを見て、先日咲いたばかりなのにな。と思った。という意味。

 

 まぁそれは兎も角、日本の三大桜のうち、岐阜県本巣市は根尾谷淡墨(うすずみ)桜、山梨県北杜市は山高神代桜が満開となり、残るは福島県田村郡三春滝桜のみとなりましたね。

 樹齢はそれぞれ約1500年、約2000年、約1000年以上(一説には約1200年)で、樹種はいずれもエドヒガン系。

 

 三春滝桜だけは見に行ったことがあるのだが、その時は樹齢約1200年と紹介されていた。当時殆ど咲いておらず、日帰りというかなり無茶なことをさせた平成24年卯月の土曜日の事だった(旧ブログにアップしていたがリアップはしない)。

 自分が住んでいるところで最も樹齢を経ている桜は約400年以上(一説には約450年)。そこのはヤマザクラ。そこには2016年4月の金曜日に行って、しっかりと迷子になっている…。

 

 花冷えに花散らす雨が続いているが、今年は花見らしい花見はしていない。桜がダメなら、これから期待が持てるのはツツジ?藤と薔薇、紫陽花かね?行けると良いなぁ。

 

 本日のお茶。

 お茶は整理していた時に出てきちゃったよシリーズ。4年前にもΣ(゚д゚;)ギャッってなもん掘り起こしていることもあり、これはまだちょっとだけカワイイ方。

 マーガレッツホープ茶園のホワイトシャイニーデライト。2011年の1stフラッシュ。…うん、実に13年前のダネ。前回の龍井茶が16年前のだったから前述。

 敢えて自分なりに管理している熟成茶に比べりゃ、この2点はまだまだひよっこよ。現時点自分が所持している熟成茶で最も古いものは45年ものです。

 

 で、半月盆の意味を失っているお茶請けの量ですが、残念ことにいずれもお茶と同時に合わせるには合わなかった。

 お茶請けは上から千葉県成田市は米屋さんの桜あんどら焼き、下の2つは茨城県水戸市は亀印さんのCheese meとICHIGO RICHです。

 

 お茶自体は甘くて優しい味。熟成が進んでいる為そんなにグリニッシュではなかったが、グリニッシュさと合わせるなら一番相性良かったのがドライフルーツなのだが、画像の中ではどら焼き。チーズはそうくどい味ではなかったので、お茶の香りを消してしまうものの、味の相性は悪くはなかったです。

 NGではなかったが、このお茶の特徴と合わせて考えるとこれは外した方が良かったな。商品名の通りだけあって苺が勝つ。なので合わせるのならアレンジティーに向く茶葉の方が良かっただろうね。 

 

 お茶の時間ってリラックスしていることが多いはずだから、いい句が浮かんできそうだけれども、何故かそれは少ない。恐らくお茶とお茶請けを堪能するのに一生懸命なんだろう。

 さて、桜の花が散る前にもう一句詠めるかな?