昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

鬼やらい

 今は豆を撒いている家庭ってあるんだろうか?と思う。

 

 節分になると兄上は「仕事とはいえ、見たくもないものを見なきゃならない・・・・・・。」と溜息をつく。
 節分で神社や寺院などで高いところから豆やお菓子などを撒く行事をやっているところがありますわな。
 安全管理や人員整理などの諸事情を踏まえ、兄は動員をかけられる。で、人が争って手に入れようとする姿を目にする度に、その浅ましさに辟易して目を覆いたくなるのだそうだ。
 曰く、節分とは鬼を掃(はら)うのではなく、人の中から鬼の性を引き摺り出す行事の間違いではないか?と(←実際兄はこういった晦渋な言葉遣いはせん)。

 

 自分は幼稚園生だった頃に2度ほど参加した事ありますが、蜜柑が顔面直撃して痛かった。と60代くらいのばあさん共に突き倒された記憶しかない。
 当世片手程度しか生きていないお子ちゃまキラズは、その時思ったわけです。「もうやだ。」と。それ爾来参加したことは一度もありません(第一その時間は暇していないともいう)。

 

 明日から暦の上では春ですが、北極振動によりジェットコースターのような気候変動が待ち受けているとのこと。皆様ご自愛下さい<(_ _)>

 本日のお茶。

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 寒いからミルクティーを。と思って淹れた矢先に、母からはいっ♪と渡されたのは黍団子だった・・・・・・。