昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

盆掘山⇒龍珠院

 道行きの最中にも源平桃に会う。時期柄なのかもしれないが、とても多い。

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 そしてやって来ましたのはここ。 

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 近くに温泉や喫茶店、おやきのお店などがありますが、そんな世俗的な一気にぶった切ってくれます。

 そしてやはりここにも源平桃。

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 ・・・・一体どこの桃源郷なんだろうかなぁ?で、鶯啼いておりましたよ。
 目当てはこの枝垂れ桜。

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 風が吹く度花びらが舞うのだが、その量が風の強さの割りには多くなく、程好い花見の時を思わせてくれる。

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 月(中央やや上の白い小さな点)とコラボ。 

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 桜の木の近くには菜の花が満開なので、桜の木の下で休んでいると風に乗って桜と菜の花双方の甘い香りに巻かれます。

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 直射日光を避ける為に頭から手拭い掛けて、ぼっけーっと幸せモードに浸っていたのが不審に思ったのか、2名ばかしに顔を覗き込まれました。・・・・不審者じゃあないってばさ!

 

 池に鯉が泳いでおりまして、花の浮橋が出来ていました。

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 池のほとりには大きな銀杏(?)と思しき巨木と満天星(どうだんつつじ)がありました。画像は満天星の方です。結構大きくなるんですねぇ。

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 菜の花とは違い他に黄色で目立っていたのが↓コレ。梅もどきだろうか?もしかして雲南黄梅か?

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 寺院の近くに生えている枝垂れも満開でした。

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 そしてここにも源平桃が・・・・。左は桃だと思うのだが、後ろのはつつじ。

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 あと寺院入り口の両脇には、いつ彫られたとも知られない石仏が並んでおりました。こちらは右列。

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 左列。

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 隣に神社がありました。何神社だろうか?

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 結界の肌触りも麻っぽくて心地好かったので暫くここにいた後、檜原街道を駅方面に向かう。そして十里木辺りでそういえばこの辺りに戸倉城址があるはずなんだがなぁ?と思って更に駅方面に進んだ後、何を思ったのか再び光厳寺方向へ(つまり駅とは反対方向へ行く)。そして案の定(←想定内かよっ!)、迷子になる。

 

 本日のお茶。

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 お茶は頂いた西湖龍井。あともう少しで飲み終わる。
 お茶請けは札幌市はほんまさんの寒月(こしあん)、静岡県菊川市はたこ満さんの茶の葉ブリアン、北九州市は湖月堂さんはぎおん太鼓(こしあん)。
 ブリアンが一番相性が良かった。次にぎおん太鼓。寒月はあまり良くなかった。合う順は油脂分含有量が多い。脂っこい方が相性が良いようだ。
 

 余談になるが、また長いヴィジョンを視た。濃い明度のないオレンジ色が印象的だった。狂う皮膚感覚は雨の所為だろうか?
 しばらく大規模な災害はないと信じたい……。
 今月中は注意が必要だろうな。