昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

闇料理人が往く

今週のお題「お弁当」

 

 お弁当、ですか。

 

  朝早く起きられないので、お弁当は帰宅して晩御飯を食べる前におかずだけ作っている。余った物はそのまま晩御飯のおかずに追加してしまう。

 

 お弁当を詰める時はなるべく食材の色を散らすようにしている。足りない時はピックを使ったおかずにしたり、シリコンカップで補色に該当する色のものを使ったりする。要は視覚を誤魔化すのである。

 現在自分の他に母と麿さん(妹)のお弁当の3人分のおかずを作っている。ごはんは翌朝、各人がそれぞれの体調やら何やらに合わせておにぎりを作ったりお弁当箱に詰めたりする。

 

 して、キラズは所詮闇料理人なのであまりまともなものは作れない。そのくせ冷凍食品は使わない(全く使わないわけじゃあない)。

 数少ないレパートリーの中、比較的よく作るのが肉餅ことハンバーグですな。自分はあまり肉は好きじゃあないのだが、魚でやるとエライ面倒なんで肉を使う。使うのは鶏と豚のみ。一番多いのは鶏腿ですな。

 実験やっている時やお菓子作りの時はきっちり計量するが、基本テキトー。何となく、感覚で、取り敢えず火を通してありゃ啖(く)えるっしょ?という思考の下、調理を展開する(←正直オマエやる気ないんだろ?)

 

 先日お弁当のおかずに作った鶏腿のハンバーグは以下の手順に則って作っている。ちなみに作業は全て大きめのスプーンで済ませている。

 ①鶏腿挽き肉に玉子を入れて切るように混ぜる。    

 ②ロールパン(若しくは食パン)を細かくちぎって①に混ぜ込む。

 ③パンに水分などを吸水させる(5~10分くらい)。

 ④海苔の佃煮を適量入れて練る。

 ⑤フライパンを熱する(うちではオールパンを使用しているので、適温にする)。

 ⑥スプーンでタネをすくい、フライパンの上に直接落とす(継ぎ足しをせず1度で決める)。

 ⑦フライパンの底を引っかかないように好きな形(お弁当に程好いサイズ)に成形する。

 ⑧蓋をせず両面を焼く。

 ⑨キッチンペーパーで余分な油を吸収させ、粗熱を取る。

 

 とまぁ、こんなもんです。面倒くさがりなので手で形を整えることなどしないのですよ。

 

 挽き肉300gに対してMサイズの玉子1個。ロールパンは挽き肉500gまでなら1個。食パンなら5か6枚切りなら1/2~2/3。8枚なら全量。固くなってしまったものの方がいい。

 焼く時に蓋をしてもいいが、歯応えが若干なくなる。

 

  パンを入れない場合はすりおろした蓮根を入れたり、雪花菜(卯の花)を入れたりします。その場合味付けはダシの素が多い。ひじきに枝豆も好いなぁ・・・・。

 豚がメインなら味付けは生姜醤油でも良いし、にんにくの入っていないハーブソルトに胡椒も良いかと。

 豚肉がメインなら玉葱のみじん切りを生若しくは冷凍したものを練りこむか、練りこんだネタを一旦軽く冷凍してから焼くと玉葱の細胞膜が加熱によって崩壊するので、じゅ~しぃ~なハンバーグになる。

 

 余談だが、お弁当のおかずは肉と魚を交互に入れているのだが、魚は焼くか茹でるかぐらいしかしていない。出来るだけ干したものか生を使うようにしているが、缶詰も使う。蒲焼とか濃いタレのものなら野菜と一緒に炒めることもある。

 

 では本日のお茶。

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 スリランカはルフナのシタカ茶園のもの。

 お茶請けはモンテールさんのパンプキンクリームのシュークリームとおさつどきっ!のアップルパイ味。前者は独り占めで後者は2/3麿さんへ。