温かかったね~。
上野公園内↑。
お空はこんな↓。
伊賀上野フェスも開催されていた。
園内は↓。
来場者50万人突破だそうだ。
混んでたよ。本日は21時までだった。平常展も。
展示数は少ないが、色々じっくりと見られるということに加え、兎に角人が多い。でもって、単眼鏡を持っている人が多いので、進まない。見るのは結構だが、せめて人の動線上で見るのはやめて貰いたいものだな。
正直マナーは全体的に悪い。普段来ないような人達まで来ることはいいが、如何せん蹴り飛ばしたくなるようなマナーが悪いトモガラは、一般常識すらをも伴っていないと見ていいのだろうな。
ちなみに子連れはちゃんとしている方が多かった。中には怖くて泣き出してしまった子もいたが、親御さんを始め、周囲の方が宥めていたのがなんか印象的だった。
鎌倉時代の仏師という印象が強いが、生まれは平安時代なんだよね。奈良の仏師だが、作風からして東国好みと個人的には思っている。偏見だが、武家が好むのは動的で公家が好むのは静的と思っている。慶派は前者寄りとしか思えない。
運慶を中心に、父の康慶、子の一人である湛慶の作品もある。運慶もいいが、自分は康慶の作品の方が好きだな。と書きつつも、目当ては運慶の子の一人、康弁の《龍燈鬼》だったりするのだが(笑)。あとは流れを汲む京都は浄瑠璃寺伝来の十二神将立像。
この十二神将立像は、7軀が静嘉堂美術館に5軀が東京国立博物館が所蔵している。で、今回42年振り?に一堂に勢揃い。
当世の彩色なども結構残っていて、なかなかにお洒落であることもよく分かった。ただ、何神か忘れたが、変わった長靴(ちょうか)を召しておられ、それが実在しているものであったのならば、素材がとても気になった。しかもすぐ脱げそうな構造・・・・。
像の大きさもさることながら、360°ぐるっと巡ってみる事が出来るのは良かった。腕を上げている四天王像の、開いている脇の衣服の重ね方がどうなっているのかも見ることが出来、鎧にあまり機能性がないことが改めて分かった。
それにしても四天王様達って厚着だよな。一体何枚重ね着しているんだろうか?
八大童子の像もぐるっと見ることが出来てよかったのだが、一部はどう見ても童子に見えんがな。侍らせておくには心強いんだろうか? 八大童子とはあったが、6軀しかおらんのは、残る2軀は後世の補填ってことになるのか?それとも欠けたままなのか?言及はされていなかったと思うのだが。
展示はそのまま見てもいいが、下地として史実に加えて源頼朝と寺社の絡みやその没後、『平家物語』やその関連の能を知っていると色々と穿って読めるかと。脳が疲弊すること請け合いです(←って、オマエくらいなもんだろ)。
運慶展の後には時間がないにも関わらず、平常展に小龍景光を観に行った。他にもじっくりと見たい太刀や刀があったが、ホントもうなにぶん時間がなくてさら見で済ませた。・・・・口惜しや。
外でたら
本館から門方向はこんな↓
逆から見るとこう↓
上野公園がいくら桜の名所だからといって、電光装飾までその色にすることはないと思う。
何か、品がない。
家に着いたのは19時ちょい過ぎだったが、晩御飯は自分が作ることになっていたのでぶちぶち言われた(しくしく)。
本日のお茶。
その1。というか、正確にはお茶ではない。
お茶は17年はダージリン1stフラッシュ、タルボ茶園のもの。
お茶請けはバタートースト。それぞれにハックルベリーのジャムと林檎の甘露煮が乗っている。ついでに両方ともキラズ手製というおぞましいモノ。
お茶その2。
お茶は屋久島の紅茶。
お茶請けは群馬県前橋市は丸大オヲツヤ商店さんのスウィートコッペ。スウィートポテトに群馬県産のこんにゃくが入った「!?」な一品。悪くはないが、謎な商品である。