昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

さぁ、その真価を発揮してもらおうではないか

 とまぁ、仰々しいタイトルだが、中身はなんてこたぁない。

 今回は山形県大分県のコラボじゃ!

 

 山形県からは秘伝豆。ひたし豆とも言う。所謂白目の青大豆。

 白目とは、大豆のへそのようなところに当たる箇所が白いもののこと。黒いものもあり、そちらは黒目という。

 こちらは写真はない。

 

 大分県は姫島からは、ひじき。

 一般的なひじきの収穫時期は3月~4月。しかしこのひじきは12月。

 姫島と言ったら、国産鉱物好きにとっては宝島と言われる島とのこと。黒曜石で有名な島なのだが、ここの黒曜石は黒ではなく、黒っぽい。物によっては乳白色のものもあるとな。

 して、こちらの写真はパッケージのみだが、こんなだ。

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 個人的な感覚としては大寒茶(大寒の時に採摘されて作られたお茶)と同じ感覚。つまり、「寒い⇒生きるためにエネルギーを大量消費する⇒成長が遅い⇒濃縮される⇒滋味深い」というキラズが思考経路。

 

 秘伝豆は半日以上潤(うる)かして、戻し水ごと似て海塩のみで味をつけた。

 ひじきは10分冷水で戻した。

 2つを和えた。

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 それがこれ(←もう少しキレイに盛れよ…)。

 味付けは海塩のみで充分。

 

 自分が細もずくが好きなせいか、細めなのにシャッキリとしたひじきの食感がとても好ましかった。それから秘伝豆は固めに茹で、よく噛むように仕上げた。そうすると多めに嚙まずには嚥下出来ないので、噛むとより滋味深さが堪能出来る。そして満足度も増す。

 

 ついでに2つとも乾燥状態で香りそのものが違った。

 乾燥した豆やひじきを使い慣れた人が嗅ぎ比べると、もっと明確な言葉で伝えられると思うのだが、あまり使わないので違いがあるとしか言えない。

 

 2つとも対面販売で購入して、イベント価格だろうな。と思ってネットで検索掛けたら、自分が思っていた以上のお値段で、ゑ゛っ(゚Д゚ノ)ノ⁉ってなった。

 猫に喚(よ)ばれてさっさと離席したため、どれほど余ったか分らんが、もし余っていたらあぶらげ加えて炊き込みご飯デモすっかねぇ?

 

 では本日のお茶。

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 手抜き。

 市販品のダージリン。無糖でセリンボーン茶園の有機紅茶。期待はしていなかったのだが、思っていた以上に飲み易くて美味しかった。

 クリスタルアイスくらい使えと言われそうだが、親父に使われる(+補充なし)くらいなら、こっちの氷でいい。

 

 お茶請けは母提供の塩羊羹。母も頂いてきたもののようで、信州の新鶴のものとしか知らないとのこと。紅茶との相性も好かったし、味が上品で美味しかった。

 塩羊羹が経木に包まれて、それがそのまま紙パケに入っていただけなので、知らない人にお土産として渡すなら、その旨を伝えた方がいいかもしらん。今の羊羹は真空パックになっているものが多いからね。

 パッケージに注意書きはあるものの、思い込みってのは怖いものでね、うん…(←母が何かやらかしたらしい)。

 

 ちなみに有名なのに知らないの?と某お人に突っ込まれたことも付加しておく。