昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

実地調査

 自分にとったら語学は語が苦でしかない。いや、もう、何でこんなにも出来ないんだ?という位不出来。母国語である日本語もかなり怪しい。

 

 して、英語が使えたらというお題だが、タイトル通りだ。

 自分と付き合いが古い方なら幾度か耳にしたことはあるかもしれないが、18世紀のスコットランド史に興味がある。

 英国人の歴史家をして、スコットランド側の史料が存在しないとされる時代で、調べるのが困難と言われている。

 英語が使えたら実際に現地で色々と調べてみたい。

 

 …とまぁ、お題を問いとすると答えは以上になる。

 以下はその詳細な理由なので、読まなくても全く問題ない

 

 何でその時代について知りたいかというと、チャールズ・スチュアートに興味を持っているからだ。過去のブログでもちょっと触れているが、改めて国の復活の為に立ち上がった人と書いておく。但しイングランド側の呼称はヤング・プリンテンダー。

 彼が立ち上がったのが1745年。その30年前に彼の父、ジェームス・スチュアートが担ぎ上げられているので、「ヤング」とついている。ちなみにかの有名なロブ・ロイは1715年の蜂起に参加している(彼については過去ブログで少し触れている)。

 

 それにしても自分、イスケンデル・ベイといい、クィーン・タマルといい、ヤン・ジシュカ(←リブザも取り上げなよ)といい、国の復興や盛り上げなどに力を貸した人物好きだよな、自分…。

 

 話が乖離したので元に戻すが、彼ことチャールズ・スチュアートが辿った軌跡を実地調査もとい踏襲してみたい。

 それが英語が使えたらやってみたいことだ。

 史料を手に研究するとしたら英語の他にゲール語、イタリア語、フランス語、ポーランド語も出来た方がいいんだろうけれどね。

 ゲール語スコットランドにおける言語だから。

 イタリア語⇒彼の終焉の地がローマだから。

 フランス語⇒彼に軍資金の支援をしたのがフランスだったから。

 ポーランド語⇒彼の母親がポーランドの第3王女だったから(墓所はイタリアらしい)。

 

 〈ボート・スカイ・ソング〉の他、〈素早き戦士〉と歌の題材にもなっているが、彼を知ったのは〈素早き戦士〉という歌でだ。

 今迄一切と言っていい程英語を始めとした外国語は出来ないが、名前しか知らない状況でネットも使わず調べ上げたなと、自身に感心している部分もある。尤も当時ネットはあれど今日程一般的でなかったことも付加しておく。

 

 最後に、お酒でドランブイってありますが、あれは彼に付き従ってくれた士に、お礼としてステュアート王家から門外不出だった秘酒の作り方を伝えたのが始まりとされている。

 ドランブイはラスティネイルというカクテルベースとしても使われている(当方飲酒はしないので知識だけ)。

 

 詳細を含めたお題は以上!

 

 本日のお茶。

f:id:runningwater:20220415162118j:plain

 お茶はシルバーニードルというホワイトティー

 お茶ではあるのだが、そのままだとジュースと言われても違和感ない味と香り。

 

 お茶請けは全てブルターニュ産の材料で作られたクッキー。

f:id:runningwater:20220415162438j:plain

 こんな感じだ。

 

 お茶請けと合わせると、お茶らしさが増す。華やかさや甘やかさを味わいたいのならお茶請けがない方が愉しめる。