昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

三重点って、どんな世界だろう?

 以前とは異なり居住空間は本棚がない。従って本は殆ど購買できない状態なのだが、それでもじっくりと読みたい本は購入している。

 ↓はそんな中の一冊。

 母には「面白さが分からない。Qちゃんには面白いと感じられるんだろうけど。」と言われてしまった。

 

 化学の時間に目にした水の状態図を見て、自然界には存在しないがこれが実際に自然界に存在したら、一体どんな世界なんだろうか。と思わずにはいられない。

 分かり易く言うと、グラスに氷水が入っている状態を思い浮かべて下さい。で、その水が沸騰している。けど氷は解けていない。

 それが三重点の世界。ちなみに0.06atm、0.01℃に限定された状態でのみ観察出来る現象です。例え存在しても瞬間的に崩壊するような条件だから、その世界を見ることは叶わないだろう。

 

 圧力(atm)が上がると沸点も上がるが、218atm、374.15℃(臨界点)を超えると超臨界状態になる。想像もつかないねぇ。

 これってどういうことかというと、水と水蒸気の区別がなくなるということ。

 見たことないのでどう説明していいか分からないが、水としての性質を保ったまま、水蒸気のように動き回る。ってな解釈でいいのかね?(←聞くなよ…)

 

 超臨界状態は本来水には溶解しないもの、例えば油なんかとも溶けあう状態の水となるとのこと。

 また酸化作用も強く、ダイオキシンなどの有害物の分解にも使用されているとか?

 ダイオキシンの分解温度は800℃だが、超臨界状態の水を使うと、圧力をかけるとはいえ、その半分の温度で済む。

 総合的や中長期的に考えて、どちらの方が環境負荷が低いか自分には評価出来ないが、後者の方が「なんとな~く」エコっぽく感じるネ。

 

 高校で習った筈なのに、殆ど記憶に残っていないって、何だかなぁ(;^ω^)フツウ、ツカワナイカラネ…

 

 本日のお茶。

 お茶は廬山雲霧(ラスト)。

 お茶請けは本高砂屋さんの醤一位銅鑼。これは正一位と掛けているんだろうか?使われているのは新潟の山崎(やまさき)醤油。製造者は兵庫県。製造所は新潟県。インゲン豆に味が近い、ベビーライマー豆を使用している。それから胡桃がアクセント♪

 隠れているのは茶豆大福。こちらも新潟県。港製菓さんの。新潟を代表する茶豆を使っているが、言ってしまえばずんだ大福である。

 

 両方共食べ易く、かつ中国緑茶とも相性は良かった。