昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

あんちひきこもりぷろじぇくと 目指すは涸沢

 ゆるゆる登山が基本なので、そうハードな行程ではない。

 

 沢渡(さわんど)で車中泊した後、目指すは涸沢(からさわ)小屋。

 沢渡ナショナルパークゲート⇒上高地バスターミナルが車両移動。以下徒歩である。

 上高地バスターミナル⇒明神分岐⇒徳澤園⇒横尾山荘⇒本谷橋⇒Sガレ⇒涸沢小屋で、7時間程。

 

 そろそろ涸沢小屋が見えるかな~?というところで雷雨に遭った(T_T)

 朝、とてもよく晴れていたんですがね。山の天気は変わり易い。

 朝、上高地河童橋から焼岳を望む。

 

 山間部の朝は、どこの幻想世界だ?という光景を目にしますね↓

とか

 朝霧が出ている間だけ目にすることが出来る光景です。

 

 

 上高地から歩くことしばらく。

 分岐点がある。

 それがここ。

 左に行くと穂高奥宮こと明神池がある。

 そこの御朱印は↓です。

 現在では「上高地」と書くが、それは元々「神降地」から来ているとのこと。

 

 次の分岐点は徳沢。ソフトクリームが美味しい♪

 ここは蝶ヶ岳との分岐点。

 そして次なる分岐点は↓

 字が潰れていますが、左が涸沢方面、右が槍ヶ岳及び蝶ヶ岳方面へと分岐する。

 左を見ると橋が見える。

 ここの前にも新村橋(現在は工事中)という橋があるのだが、そちらは穂高の瞳と呼ばれる奥又白池へ行くルートと、国内最大級の岩場こと屏風岩の頂上、屏風ノ頭に行くルート(涸沢に通じている)がある。

 恐らく自分は生涯訪れることはないだろう。何故ならば破線ルート(難路指定)だからだ。

 

 いくら直射日光対策しているといっても暑いものは暑いんで、

 こういった木陰があるとホッとします。

 

 途中

 屏風沢↑という風通しの良い所に出ますが、所々で「ここで休まないで/落石多し」の看板が多言語で書いてあるところに出る。

 確かに右を見たらガレ石の坂があったから食らったらひとたまりもないだろう。運悪きゃ左の下り↓に呑まれるだろうなぁ…。

 歩いていくうちに天気が悪化してゆき、雷が鳴り始めた。あとは前述の通りである。

 それから、ほんの僅かとはいえ、アイゼンなしで雪上移動するとは思わんかった…。ちなみに当方ポール(スキーのストックみたいなもの)は持っていない。

 

 山小屋についてぐったりして、しばらく休んでいたところ、誰かが「外晴れたよ。」と言っていたので、外に出たところ思わぬプレゼントがありました。

 それがコレ↓

 夕刻でほんのりとしか見えんかもしれんが、中央やや右寄りに虹が見えるかと…。

 

 ついでに名物?スマホツリー↓

 壁はただのベニヤなので乗っけるよりもぶら下げて充電した方が安全のようです。

 

 お夕飯↓

 ブロッコリーイカだったかな?の酢の物、切り干し大根、餃子、胡麻ドレがかけられたキャベツの千切り、オレンジ、豚肉のソテー。漬物(高菜だったかな?)とごはんと味噌汁。具はお麩だったと記憶している。

 

 雨に打たれた所為もあり、夕飯後は荷物整理をしてとっとと寝ました。