昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

花盛り正身から霊離り有無風と随ほたゆ

 何か嫌がらせのようなタイトルだが、本日の天候をBGMにして詠んでみた。

 読みは「はなさかり しょうじんから たまさかり ありなしのかぜと まにまにほたゆ」。意味は花が咲き乱れる中、一時現実から離れて微風と戯れ遊ぶ。

 

 本日の天気と連動させるなら、「風伯によりて零るる櫻花やがて集いし花の浮橋」ですかね。

 読みは「ふうはくに よりてこぼるる さくらばな やがてつどいし はなのうきはし」。意味は風の神が零された桜の花びらで(風の神が)浮橋を作られた。とまぁ、こちらは直球。

 製作時間は2首で15分位。自分にしては早い方。

 

 ※ここから下は上とは全く関係ない話です。しかもやたらと長い。

 

 午前中は暴風雨。午後になって雨はやんだものの横殴りの狂風(外に出て後悔しました)。低気圧症候群が元気に発動中で、グダグダな体調だが小腹も空いていたこともあり、お茶にした。

 

 本日のお茶。

 お茶は親父が選択した山梨県甲斐市焙じ茶(ラスト)。

 お茶請けは大阪府大阪市は大阪萬幸堂さんの割れ玉子せんべい。

 この玉子せんべい好きなんですよ。小麦粉ベースの水分持っていく系なのだが、その為お茶を口に含むとふわぁっと口の中でほどけていく。それと同時に甘みが広がってゆく。お茶が焙じ茶ということもあり、甘香ばしさ満載でつい一袋食べてしまうところだった(親父の分も残しておかんとね…)。

 

 このお茶を淹れている最中、「次からはそこに置いてあるお茶も(選択肢に)入れてくれないか。」と親父は言った。親父が指さす方向(8時方向)を向きながらお茶注げるほど器用じゃないんだが?

 淹れ終わって見たら、チャック付きお茶袋の中に開封済みの煎茶の袋が入っていた。多分30g位。で、もう一つ缶に入っていた煎茶が未開封であった。賞味期限が明記していないことからすると、元々箱に入っていたものと思われる。

 まぁ、それはいい。問題は重量だ。

 明記してあった。

 

 145gだと!?(;゚Д゚)

 

 先日母が140gもの玉露を頂いてきたばかりだというのに……………それから親父、茶ぐらい自分で淹れろ。

 

 煎茶は茶葉1g/30㎖が基準と言われている。尤もこの基準が最も美味しいという訳ではなく、この基準を元に自分の好みを探してゆく。うちの場合は基準値で淹れると濃いと感じるので結構な量取れそうだなぁ。

 暑くなってから水出しをすればとも思うのだが、水出しを好まない所らしくなかなか減らない。なんかいい方法ないもんかねぇ?

 

 自宅にあるお茶は兎に角日本の緑茶が物凄く沢山ある。それこそkg単位で、だ。父方の祖母はお茶を頂いても自分で匿って出しやしなかったので死後呆れるくらい出てきた。中には電話番号からして平成3年(1991年)よりも前のもの(未開封)もあった。熟成年数30年超かよ!

 父方の祖母は紅茶を飲む人だったが、ティーバッグでしか淹れない人だったので、リーフの紅茶は全てキラズがもらった。祖母にも淹れるという条件付きでだったが。

 当時紅茶を淹れ始めたばかりだった+有名メーカーのばかりだったので、色々有難かった。覚えているのはトワイニングハロッズウェッジウッド、フォートナム&メイソンくらいかなぁ…?あとメーカー忘れたけど綺麗な花が描かれた陶器の瓶入りの紅茶なんかもあった。

 母が持っていたティーブティックや日東紅茶もいただいたので、嬉しかったことは覚えている。だってなぁ、13,4歳の子供からしたらパラダイスですよ?

 ついでにその時母から頂いたティーポット、蓋は割れてしまったが現役稼働しています。その後父から頂いたティーポットの本体が割れ、蓋の径が母のものと合致した為、合わせて使っています。自分が買ったのだけ全滅コース。何故!?( ;∀;)

 今メイン稼動しているのは高校時代に頂いたもの。ミ〇ドの景品?だそうな。くれた人は元気だろうかねぇ。

 

 明日は晴れるらしいが、体調も少しは持ち直すといいな。