昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

豆名月の筈なんですがね

 朝から曇り。最高気温は18℃(←しかし元気に?半袖)。
 で、今年は片見月。嫌な感じだ。

 

 して、旧暦8月15日の名月は芋名月、旧暦9月13日の名月は栗名月もしくは豆名月と申しましたっけかな?
 旧暦9月にお月見があるのは日本だけ。そして豆名月の語源となっている枝豆を食べるのも日本だけ。


 枝豆は平安時代には既に食べられていたようだが、鎌倉時代には十三夜のお月見に供えるものとして武家がお買い求めになったとの記録がある。そしてどうやらその頃から酒(ささ)のあてだったらしい。
 鎌倉時代の文献を見てみると、お酒が絡んだ騒動(所謂酔っ払いの喧嘩)というのが結構あったようで、禁酒令のようなものが出されていたり、町ごとに如何程の酒蔵と在庫があったのかという記録が残っている。単位計算が分からなかったのだが、現在人が呆れるくらいの量であったことだけは確か。

 

 枝豆はアルコールを分解する作用を持つので、酒のあてとしては科学的に見ても合理的なのだそうだ。
 そして贅沢品だよな~。熟す前の大豆を刈り取って食べてしまうのだから。

 

 本日のお茶。

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 麿さんがミルクティーをリクエストってことで、バングラディッシュ産の紅茶でミルクティー。
 お茶請けは京都は伊藤軒さんの兎まん(←・・・・)。2個頂いて、残りは麿さんへ。