昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

飽食飢餓状態

 食べているはずなのに栄養が足りずに食べまくる。コレ、現在の食の姿ですな。

 

 昔に比べ素材そのものに含まれる栄養素の量が減った為に起こる現象。

 例えば蔬菜。食べ易いし、甘いし口当たりがよいし、個性的な匂いも無い。煮込んでも驚くほど灰汁が出ない。

 

 品種改良されてそうなっている場合もあるのだろうけれども、空気中の二酸化酸素濃度が高くなると作物の吸収する量が増える。

 すると、だ。

 土壌に含まれる養分(主に窒素)が吸収されにくくなる。すると窒素を含む栄養分が形成されにくくなる。

 

 現に日本の研究チームが高濃度の環境を作って18品種の稲を育成したところ、多いもので約30%、少ないもので5%の栄養素の減少が認められた、と。

 もし地球上の二酸化炭素量がこのまま上昇していくと仮定すると、将来的にはビタミンなどの添加物を添加したコメか、特定栄養に特化した品種改良されたおコメを食べることになるだろうなぁ・・・・。

 

 本日のお茶。

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 お茶は国産烏龍茶の水出し。

 お茶請けはお土産に頂いた茨城県のどら焼き専門店、志ち乃さんの黒蜜きなこれんこんもちのどら焼き。

 双方見た目の割りには濃かったので、相性は好かった。

 ご馳走様でした<(_ _)>