昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

プーシキン美術館展 ―旅するフランス風景画

 行ってきた。ついでに日蘭友好SAMURAIフェスタにも立ち寄ってみた。ただ、繋がりがよく分からん。

 ま、それはともかく、ロシアにフランスに対する憧れというのは、どうもかなり深いようだ。帝政ロシア時代を見てそう思う。

 

 今回来日した作品は、殆どのものが日本初公開と思われる。

 そして著名な画家達の作品をまとめて観賞したい人にとっては、眼福だったんじゃないかな?と思う。

 一例⇒ロラン、ミレー、ランクレ、プーシェ、ヴェルネ、ロベール、コロー、クールベルノワール、マルケ、モネ、シスレーピサロセザンヌマティスヴラマンクピカソ、ボナール、ドラン、ゴーガン、ドニ、ルソーの作品がありました。

 

 美術詳しくないよー。興味ないんだけど。てな人でも一人くらいは名前を聞いたことはあるかと思う。もし無いというのなら、悪いこたぁ言わん。小学校からやり直せ。

 

 芸術の担い手が変わると、それが作品にも影響出るのだなというのも愉しめたが、額装されている絵画と同時に額を見るのも面白かった。

 

 元々個人のコレクター達の作品をまとめたこともあり、そのコレクターが好んだものなどの説明もあり、考えさせられましたね。

  作品の時代も17世紀半ばから20世紀の始めなので、当世の社会的な流れを押さえていると、よりディープな美術史も御楽しみ出来るかと(ニヤリ)。

 

 それにしても、キュビズムを展開する人達の視線ってどうなってるのだろうかねぇ?否定しているわけではなく、むしろ好きですよ。

 あれ、描こうと思って描けるものじゃあないと思うんだよね。よく、分からないが。

 

 分からないといえば、最後に視覚障害者のための美術鑑賞ってのがあった。

 作品名など情報は点字なのだが、作品そのものが立体的になっており、指の感覚で触って見るというもの。

 知ってはいたが実際に触れてみるのは初めてで、目を閉じて指で辿ってみたが、作品を始め見ていることもありよく分からなかった。

 指で世界を見ている人達の脳内で構成される映像って、一体どんななんだろうか?

 

 ショップではちょっと凶悪なもの(笑)をベレ氏のお土産に購入し、後はいつものように最寄駅周辺のスーパーでお買い物をして帰りましたさ。

 

 七夕で、夕刻以降穏やかな晴れが広がりました。西日本がえらいことになっているのに、この違いは一体何なんだ!?

 

 本日のお茶。

 お茶その1。

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 梅の紅茶の水出し(ラスト)。とレモンクリームパン。

 

 その1の追加。

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 沖縄県中頭郡はレーベン・レブさんの石垣島の塩プリン。プリンというよりはムース。ふわふわ食感でした。

 

 お茶その2。

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 お茶は耶馬溪のかぶせ茶(水出し)。

 お茶請けはハーベストチョコメリゼのいちごフロマージュ

 ・・・・冷やしておくべきだった。

 

 あと、凶悪な物↓

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 なんかねぇ、分かる人向けのネタだよね。