関東在住なら行っておくべきでしょー。ってなわけで、大山に往ってきました。幾つか地域が分かれるのだが、恐らく最も訪れる人が多いと思しき、大山地区に往った。
麓から、とってことってこ歩いてゆき、追分社というところで男坂(始めがきつい)を選択しまして、途中で着きしがここ。
全景撮れていませんが、八代坊上屋敷跡。
左側にある石碑は「御旅所 御上り」とあるので、天皇家の人かその縁の人が訪れたことがあるんだろう。石碑の後ろにある岩の上には万国忠霊塔なるものがある。
忠霊塔そのものは国や君主の為に忠義や忠誠を以て亡くなった人達(主に戦死か?)を慰霊するためのもの。で、万国忠霊塔はその全世界版。
特定の人物を指したものではないとはいえど、ここにはどでかい菊水の彫刻物?が安置されている。否が応でも正成さん(楠正成)を思い起こさせる。その理由は省くが。
ここを過ぎると女坂と合流する。ついでに女坂は後になるにつれてハードモードに変わる。
合流地点から少し歩くと急激に視界が開け、阿夫利神社の下社が現れる。
ケーブルカーがまだ動いていない時間帯なので、人は少ない。
ふらふらしていたら野生というよりは、野良鹿発見。
ゴミなのか誰かが何か与えたのか知らんが、何か漁って食べていた。
野生は怖いので取り敢えず近づかずに暫く観察していました。一応こちらには気が付いていたのかは分らんが、こちらに視線を寄越すこともなく食うだけ食って去っていきました。
神社の階段を登ってゆき、振り返ってびっくりした。
関東平野が一望出来る。
真ん中辺りにちょこんと見えるのが江の島。その後ろが三浦半島。その更に奥が房総半島。写真だとかなり分かりにくいですね…。
関東平野が一望出来る場所として行ったことあるのは赤城山だが、それとは違った趣きでまたヨシ。
下社の本殿は湧水地の上にあるのだが、そこに入ることが出来る。そしてお水も飲めるので飲んでもいいし、持ち帰ってもいい。個人の感想としては少し甘みを感じた。そしてお豆腐が有名なのも納得いった。
下社での下社の御朱印を頂いた後、目指すは頂上にある奥の院こと本社。
入山料を払い、セルフでお祓いをした後、いきなり心折れそうな急階段とご対面( ̄▽ ̄;)
心折れそうといったら、春先というせいもあり、道がスゴカッタ。
霜柱が群生しているところがあって、踏んでみたらサクでもザクでもなく、パキとかバキュとか言うとった。場所によってはそれが溶けているものだから、泥濘(ぬかるみ)、泥沼、泥水、泥氷水のオンパレード。挙句、雪の踏み固めやアイスバーン、新雪もあり・・・。尤もアイゼンを使うまでもなかったがえっらい恐かった。
これは途中でであった夫婦杉。樹齢六百年程だそうです。
見晴らし台というところから富士山を望む。
江戸時代にはここに茶屋があったそうで、浮世絵にも描かれたことがあるのだとか?
頂上も見晴らしはいい。
もし富士山を見たい場合は奥の院の裏側に回るといい。
今回自分も回ってみたのだが、艮の方向だったので、足元がおぼつかなかった。
こんな状態。
証拠写真として奥の院の写真も撮り、小腹も減ったところで休憩としました。
その間、初代お守り水晶と先日出会った2代目お守り水晶を日光浴させました。勿論落とさないように要注意。
上が槍ヶ岳山頂で折れてしまった初代。下が2代目。タイプは同じレーザータイプ。初代は出会いがレア過ぎたとも言える(以下省略)。2代目もよりよく育ってくれれば有り難い。
この後は南側の斜面を延々と下って行った。
途中で二重滝という滝があり、愉しみにしていたのだが、どうやら上流が凍結しているようで流れていなかった。
頂上のトイレが4月の下旬まで凍結で使えないとのことなので、仕方のないことかもしれない。うん、仕方のないことかもしれないな(←悔しいらしい)。
見事なもんです…。
ここを後にしたら、ひたすらまた下社に戻りまして、奥の院の御朱印を頂きました。
頂いた御朱印はこちら↓
関東在住なら云々といった理由も、御朱印にある。
また、限定御朱印なるものもあり、そちらも頂いてまいりました。
薄色の御朱印。紫は禁色(きんじき)とされましたが、薄紫(薄色)はそれを逃れていたようです。
好きなんですよね、こういった色。
その他、摂社の浅間神社、二重滝神社の御朱印もありましたが、今回はこの3つを頂きました。いずれも初穂料は500円です。
下山は保護監督責任者(同行者)の希望もあって、女坂を歩いて麓まで下りました。下山途中、同行者は大好物の山クラゲを見つけて即購入していました。あのコリコリ食感がたまらないらしい。確かにその気持ちは分かる。
自分は干し梅を買いました。試食を頂いたら台湾の梅干しに味が似ていたのでお茶請けにしようと企てて購入決定。
でー、この後帰宅して、習い事に行ってごはんの後に即寝ました。筋肉痛確定だろうから、翌日起きられますかね?