昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

細けぇ男だ

 昨日兄が何かを仕込んでいた。

 腕はいい。こちらの味覚も気遣ってくれる。それはそれで有り難いのだが、兄は料理はするが厨(くりや)仕事は出来ない。

 

 料理はする、後片付けも洗うまではする。それだけ。洗い物も、水切り籠に置いてあり、乾きつつあるものをどかさずその上に乗っける。

 鍋や食器、カトラリーなどを片付けたことは見たことはない。流しの掃除をしたこともなければ生ごみをまとめたり捨てたりしたことも見たことない。まとめられたごみをゴミ捨て場に持って行くだけはゴミ捨てをしているとは言わんよ?尤もそれすらしたこともないだろうけれど。

 

 まぁそれは擱いといて、一体兄が何を仕込んでいたのかというと↓

 胡瓜と茗荷。

 

 胡瓜4本を蛇腹胡瓜にしていた…。

 

 動画サイト見ていたら作りたくなったらしい。元来手先が器用ではあるのだが、率直に細けぇ男だなと思った。

 漬けているのは甘酢なのだが、その際砂糖を探していた。

 自分が場所を教えると、分かりにくいと文句を垂れた。

 調味料や食材系、一部を除いて殆ど自分が管理しているので、自分が使い易いように整理している。分かりにくいやなんやというのなら、在庫チェックを欠かさずに自分で食材の買い出しをしたりしてから言ってほしいものだ。普段買い物に行かない+広告のチェックなどもしないので怖いことになりそうだが。

 

 砂糖も態々上白糖を開けずとも一番糖が開封されているからそっち使えばいいのに、使ったことがないから+高いからヤダ。とか言われた…(;゚Д゚)

 無垢の星濤(むくのせいとう)クラスだったら使わせないが、一番糖クラスならお節作りやお菓子作りに使う位だから使えばいいのに。何かこだわりあるんかなぁ?それともやっぱり始めはレシピ通りに作りたい?

 

 で、胡瓜は美味しく頂きました。茗荷はじっくり漬けてからと言っていたので、まだ浸漬中です。

 余談だが、蛇腹にされた胡瓜が何かに似ているな~。と思ったら、ハッセルバック(スウェーデンのジャガイモ料理)だった。