昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

積年の

 やられちまったぜ。

 

 …母よ。敢えて使わなかったのに、何てことしてくれるんだ―—っ!

 

 とまぁ、悲嘆に暮れているキラズです。

 底の部分だけとはいえ、母や、急須に漂白剤使うなよ…(TヘT)

 

 綺麗になったよ?あぁ、確かに綺麗になったとも!

 けど中は素焼きなんですけど?漂白剤の匂い吸収するだろうがぁ—っ‼(その後お茶で洗い直した)

 

 現在こんな状態です↓

 濡れている渇いているというのではなく、色の薄い部分が漂白剤が掛けられたところ。それ以外の濃い部分は今までの茶渋が染みついたところ。

 漂白剤を掛けるのが今回初めてとのことなので、積年の茶渋である。

 この急須はなし崩し的に母方の祖母からキラズの元に来たものです。で、母はこの急須を購入したのを覚えているとのことだったので、購入年を問うてみたところ「1964年。東京オリンピックの年だよ。」との返答が…。自分よりも年上とは知っていたが、まさかそこまで上だったとは‼

 

 …母の家系って物持ちが良いんでしょうかねぇ?昔ながらの鉄瓶とか箱眼鏡とかあったくらいだし。あ~でも親父の方も物持ちはいい方か。別宅とはいえ1964年製の炊飯器が普通に稼働していたくらいだし、1950年代のアメリカのGE社だったっけかな?の扇風機もあったし(稼働していた)。

 惜しむらくは両家とも全てそれらを処分してしまったこと。だな。昭和30年代のボードゲームも箱付きであったのにそれも処分しちゃったもんなぁ。

 

 話を元に戻して、漂白された部分が積年の茶渋と肩が並べられるくらいになるまでどれくらいかかるか分からないが、また日々お茶を入れていくとしましょうか(といいつつ本日お茶はしていない)。