昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

タダイマノウナイホウカイチュウニツキ

 雨に雷に雹に光って、今日は色々と天から降ってきた。

 僅かな射光の間に鉱物写真を撮影。していたら、お茶する時間が無くなった_| ̄|○ Oh,Nooo!

 脳内若干崩壊中なので、ホウカイと鉱物を掛けまして、カルサイトのご紹介を…。

 

 下地を白色にすると、濃厚なラズベリーカラー。

 

 下地を黒にすると映えるっしょ?

 使った下の素材は紙。で、グラデーションになるように撮ってみた。

 

 コレがカルサイト?と思った人は目が肥えているお人かと。

 カルサイトはカルサイトでも、これはシンセテックカルサイト。つまり人工鉱物。製造国は不明。

 

 では天然のカルサイトをば、どぞ♪

 オプティカルカルサイトです。無色透明なものをそう称します。これも同じくオプティカルカルサイトですが、全然透明度が違う。個人的な好みからして結晶の形状はこちらの方がカッコイイと思っている。

 

 水晶のように見えなくもない。

 

 オプティカルカルサイトは虹入りなのが多い。勿論この子も虹入り。

 中国は福建省産です。

 

 カルサイト(方解石)2点連発ときたので、崩壊⇒脆弱と繋げまして、スペイン産のフェロセレナイトをどうぞ。

 

 石膏の一種、透明石膏、つまりセレナイト。フェロというのは「鉄の」という意味なので、赤いのは鉄由来。

 バリエーションが色々とあるので探してみると面白い。ただ、脆い。ので、アクセサリーとしてはオススメしない。

 これも台紙にしっかりと貼り付けてあったので無理に取ることはせずそのまま撮影している。取ろうとしたら多分砕ける。

 名前が似ている石でセレスタイトというのがあるが、こちらも脆い。和名が天青石というだけあり、綺麗な青空色。あと、セルレアイトも青系の鉱物だわな。

 

 ぱっと見キアストライト(それともスタウロライトか?)のような印象を受けました。

 

 透明度もさることながら、キラッキラですな。

 

 直射日光を使って鉱物写真を撮るに適した時間とお茶の時間、惜しむらくは丁度被る。人通りのある方だとそうでもないのだが、怪しさ満点+そちらの方へ鉱物と下地を持って行かなければならないのでやらない(←移動中に落として割ったりした経験アリ)。

 

 それにしてもお茶したかったな…。