昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ぽくぽくちーん(―人―)

 暑かった。で、母が冷房を入れてくれた。にゃんずの為に。⇒キラズ撃沈。
 ごはん食べ終えて、お茶を淹れて洗い物を―と思っていたらいつの間にか眠っていた。

 

 今朝方いつもはいない場所に人が寝転がっているもんだから、にゃんずに交互に起こされるも猫時計さながらぴしこっと額を押さえて黙らせた後、再び寝に入るキラズ。

 

 電車が人身で運転見合わせになり、バスで輸送され、歯医者で痛みにのたうち、暑さにやられ体力と精神力がもたなかった模様。当然お茶はしていない。

あ、洗い物は結局母がしてくれた。いやはや申し訳ない。てか、何で親父も兄貴もやらんのか。そこが不思議でならない。暇ならやれよ。

バベルの塔展に行ってきた

 人気があると分かっていた展示に最終日なんかに行くもんじゃないね・・・・。入館30分待ちで、待ち時間大した事ないなと思ったが、普段来ないような人達が多く、出てくるまで相当時間が掛かった。そしてレジの待ち時間も凄かった。図録は売り切れで再販ありだったが、それは予約しなかった。送料無料だったけどね。
 場所は東京都美術館だったが、ここは終了時間の終了延長を事前に知らせてくれない。

 

 自分はバベルの塔も楽しみにしていたのだが、好きなヒエロニムス・ボスの作品が来日すると知って、わくわくしておりました♪
 ボスは模倣作や死後も工房の弟子達が作品を作ってきた所為もあり、確実に真筆と分かっているものが少ない。確か素描も含めて50点ないはず。本国オランダにも真筆は2作しかないとのこと。
 そしてセカンドボスと言われたのが、ピーテル・ブリューゲル1世。
 
 美術館の展示はリンクしていることが多く、Bunkamuraミュージアムでも同系列(ベルギーの奇想画の系譜)の展示が開催される。ちなみにそちらのチケットは超早割りチケットを入手済み(だってさー1千円ですぜ?)。こちらは好きなフェルナン・クノップフの作品が来る♪


 話を元に戻して、今回は作者不詳、彫刻・版画の彫版師不詳という作品が多かったが、瞠目するような作品群とお会いいたしました。レベルの高さが半端ない!
 彫刻ならアルント・ファン・ズヴォレ?の《4大ラテン教父》、アドリアーン・ファン・ウェーセル周辺の彫刻家《受胎告知の聖母》が素晴らしい。
 絵画は枝葉の刺繍の画家(本名不明)という呼称の《聖バルバラ》と《聖カタリナ》、ヨアヒム・パティニールの《ソドムとゴモラの滅亡がある風景》など。


 版画は版元は分かっていても殆どが彫版師不詳。彫刻も版画も彫版師が不詳というのは、当世の美術の世界において作品としても地位が低かったというのも原因の一つらしい。それから宗教戦争によって巻き込まれたり、政治や時代の移り変わりによって彫刻が最も置かれた場所である教会が攻撃にさらされ、作品が破壊されたり物品として売買されて散逸したりというのも原因に加えていいだろうね。何でかというと、個人向けのものは被害が少なかった。と報告されているから。

 後半はブリューゲルの作品がメイン。で、なんと、ブリューゲルが唯一自分が彫版した版画もあり、こだわりの程を感じられた。

 

 最後にメインである《バベルの塔》及びクローン文化財として複製された《バベルの塔》を見てショップへ。
 そんな大きくないものの、どれだけこだわりゃ気ぃ済むん!?という念の入れよう。59.9cm×74.6cmの油彩板絵の中に1400人もの人が確認されている・・・・・・。

  しかも絵は拡大しても違和感ないとのことで、卓越したデッサン力が遺憾なく発揮されているといふ。描かれているバベルの塔は推定500m以上だそうです、はい。

 

 外に出たら暑さでぐったり。
 ぐったりしつつ帰宅。

 

 本日のお茶。

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 アイスティー解禁じゃぁ―――っ!!
 クリスタルアイスを使えばいいのだが、親父に勝手に使われることが明白なので自家製の氷を使用。お茶はイズミだぞい。


 お茶請けはシュークリームといいたいところなのだが、さて食べようという時に母がやってきまして、「母は西瓜を食べる。Qちゃん西瓜は?」と問われたのでご相伴に与(あずか)りました。で、こだま西瓜1/8にかぶりつく。っと。
 お茶請けに水物ってのもなぁと思ったが、元々水分摂取量が少ないのでまぁいいか。

疲れていたんだな

 意外に疲れていたようで、起きたら15時回っていた・・・・。予定あったのに全滅かい!
 なんとなく悔しかったので果物をむさぼるキラズ。それに加え、夜母が仏壇のおごり物を引き下げて切り分けたので、本日フルーツフェスティバル状態。

 

 本日食べた果物は、プラム2種、マンゴー2種、さくらんぼ、青肉メロン、デコポン。・・・・あ、でもそんなに多くもないか。明日はこれにグレープフルーツと西瓜が加わる。バナナも入ってはいるのだが、自分は嫌いなので食べない(一部加工品は除く)。

 

 わしわしっと果物を食べたら夕飯の支度の時間になったので、夕飯を作ってその後習い事へ。帰宅してからご飯を食べてまた果物をむさぼる。今日はご飯の量よりも果物の量の方が遥かに多い。そして性懲りもなく↓。

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 本日のお茶。はお茶ではなくて、手製のプラムジュースを炭酸水で割ったもの。麿さん曰く「なんて毒々しい色!!」とな。作って飲んでいるのが毒みたいなもんだから問題なかろうて。

 お茶請けは見たまま。

白駒の池に行ってきた~

 夏越の大祓だったからリフレッシュというわけではないよ?保護者同伴(笑)。


 場所は北八ヶ岳。周囲は日本三大原生林のうちの一つ。その中に白駒の池がある。ただ、湖と書かれたりすることもあるので、どっちなんだろうか?と思うが、地学の観点からすると堰止(せきとめ)湖とあるので実際は湖なんだろう。標高が2115mのところにあるので寒かった。レイン装備を忘れたので途中のコンビニで調達したものの、サイズがLしかなく、着用したらだっぶだぶ(乾いた笑い)。帰途の途中でごうりきのお兄さんにズボンのすそを踏んでいるから切るか折るかした方がいい。と助言を頂く。

 

 生憎の雨で、霧も沢山出ていたが、原生林や苔の多い場所は天気に恵まれるよりもしっとりとしていた方がいい。特にこの季節は苔にとっては春のようなものだから、瑞々しさがより濃く感じられる。
 ここは、日本で見られる蘚苔(せんたい)類約1800種類のうち485種類が確認されているとのこと。あくまで確認されているだけなので、実際はまだあるかもしれない。

 

 原生林の中も歩いていると様々な匂いがあり、場所によって変わっていったりするし、空気の手触りもまた異なったりするのでのんびり歩くのがオススメ。興味があるのなら虫眼鏡を持って、観察しながら歩くのもよいかと。
 池の周辺一部某エリアだけ、誰もいないのに濃厚な人の気配が感じられる所があるが、地形条件からして集まりやすいので無視しても問題なし。
 

 で、こんなとこ♪

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 入り口。

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 入ってすぐこんな。

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 多分シーズンは非常に混むんだろうな。

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 もののけの森。

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 昼頃ですが、なんか出てきそうだ。

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 絵本の世界ですか?

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 コケの花。

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  これが白駒の池。水がとても綺麗。で、温かかった。

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 これもコケの花。

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 鳥。2羽いる?

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 水が流入しているところに群生。見た事あるが、名前が出てこない。

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 ボート乗り場から。

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 左の花の中に黒っぽいものが見えるかと思いますが、それは雨宿りしている虫です。

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 上の木の足元に生えていた。場所によっては苺が花咲いていた。

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 綺麗な放射状なので、つい・・・・。

 

 写真は以上。
 帰りには狐を見たり、産物直売所で炸裂したりしておりました。
 そして都心に帰ったらプレミアムフライデーだったことに気が付く。いっつまで続くんだろうかねー。

 保護者の方には多謝<(_ _)>

 

 本日のお茶。

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 お茶は緑峰。
 お茶請けは、右は直売所(長野県)で販売していた青ばた大豆のおはぎ。左は京都だったかな?五建屋さん??の水無月

 

ぐったり

 もう、タイトル通り。これは気候の所為でもあるのだが、もう一つのぐったりの理由ってのが、何で電車の中というか公共の場所で化粧や身支度する女が多いんだ?

 

 だから「日本って売春婦多いんだね。」と外の人に言われてしまうわけだ(昔遠回しにだが言われて言い返せんかったがな)。

 

 公共の場で化粧している女は全てその類以外の何者でもない。だってそういう国際的な身体言語なのだからそれ以外に解釈しようがない。分かってんだろうか?
 そもそも分かっていたらやりゃしないだろうな。性犯罪に巻き込まれても文句言えんよな。人権云々以前の話だから人権を盾にとって訴える事すらも出来ない。国によって身体言語が異なる故にそういった誤解をされるのなら兎も角、国際言語だからなぁ・・・・。

 

 国別の身体言語は、例えばフランスだと笑う時に口に手を当てるのは自身は売春婦である。という身体言語だし、ギリシアだと人の前で手を開いて左右に振ること(日本だといらないとか、もう結構という身体言語)は「貴方が行なうこと全てがうまくいきませんように。」という呪いになってしまう。指折り勘定で中国で9を表す手の形は、日本だと泥棒や盗み癖のある人を指す身体言語。
 有名なのは閉じたVサインを作って手の甲を人に向けるというもの。それは向けた人に対して「くたばっちまいな。」という身体言語である。
 
 色々と面白くはあるのだが、笑えないものも結構多い。

 

 これ以上ぐったりするのも嫌なんで、本日のお茶。

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 お茶はオマケに頂いたBOPダージリン。少しばかり薄めにして淹れたらとても飲み易かった。が、それがお茶請けにとっては却って害悪になった。
 お茶請けは某氏から頂いた東京ばな奈の菜の花。表面に見える花はフィルムではなく、生地。一体どうやって作ったのか謎である。
 バナナ系は基本食べないのだが、飲み物を合わせるのならやはりミルクかココアが相応しいと思う。

 

 追加分。

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 ベレ氏から頂いたルピシアさんのケークバニーユ。

 2品とも美味しいのだが、惜しむらくは双方お茶には合わなかった。

知名度ランキングから脱出出来るのだろうか

 都議選が近いですなぁ。
 去年の都知事選は人気というか知名度ランキングに過ぎなかったと母と話していた。今回の都議選もそうなんじゃないか?とも。ついでに自分が票を入れた人で今迄当選した人は一人もおらん。ま、せいぜい一強にならんように引っ張るとすっか。
 数少ない国民の権利だから使うに越したことはないが、うちはまた確実に死に票が出る。母方の祖母は施設に入っているので行くことが出来ない。
 
 選挙の投票率が低いと言われているが、父方の祖母はずっと病院にいて投票出来なかったし、母方の祖母は前述の通り。施設に入る前は選挙場所が遠くて行けず(足がかなり悪いので)。
 そういった死に票って全体の何割に当たるんだろうか?
 我が兄上のように「どうせ何も変わりゃしない+忙しいから行けない」という死に票とは訳が違うのだから投票率が低いのも当然かも知らん。

 

 さて、今回はどうなることやら。

 

 本日のお茶。

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 お茶は深蒸し煎茶の緑峰。ちょっと濃かった・・・・。
 お茶請けは奈良県奈良市はガトー・ド・ボワさんの焼き菓子。パテシェ、ショコラティエ、グラシェ、お茶のサロンと(フランス語で)書いてあるので、イートインスタイルのケーキ屋さんなんだろうか?
 チョコレートが甘過ぎず美味。煎茶に合うタイプのチョコレート菓子♪

昔も今も魔法使いになりたいと思っていますがナニか?

今週のお題「もしも魔法が使えたら」。

 

 どこからどこまでを魔法とするのか。先ずその条件枠の設定から始めないとキリがないな。
 
 それはさておき先ずはタイトルから。これは本気。
 例を引くと、だ。
 同じ道具を使って、同じ条件でお茶を淹れてもらう。
 Aさんに淹れてもらったお茶は劇的に美味しい。Bさんに淹れてもらったお茶は所謂普通のお茶。Cさんに淹れてもらったお茶は飲めたものじゃあない。

 

 自分のレベルはBさんレベルである。
 同じものから異なる結果が出る。物理的には有り得ない。つまり自分からするとAさんは魔法の手を持つ人となる(Cさんもそうだが、ここでは省く)。
 そういった意味でタイトルに回帰。

 

 その他、言葉に力を持たせることが出来る人(言葉に強い言霊を持たせられる人)も自分からすると魔法使いの類だなと思う。

 

 それ以外に魔法を使えるとしたら、知りたいことを片っ端から実験・検証したいと思う。
 例えばマントルの中がどうなっているのか?とか、日本から地に足から吸い込まれていった場合、ブラジル(反対側)には逆立ちして出てくるのか?とか南極にある封印された地底湖は一体どうなっているのか?自分が持っている真っ赤に発光する岩塩は何が原因でそうなっているのか?など。
 ・・・・なんか、色気も素っ気もないな(笑)。

 

 本日のお茶。

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 イズミ。分類上紅茶とのことだが、味も香りも和烏龍茶のようだ。香りの変化がとても豊か。
 お茶請けはベレ氏から頂いたマドレーヌと、奈良の有名メーカーさん(らしい)のお菓子。

地名なんだろうけれど

 お弁当のおかずにと思って缶詰を手に取った。ものを見て、先ず思ったのは⇒己が脳内かっ!?

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 もう一つがシシリアンペンネという缶詰だったので、これも地名だと思うのだが、一体どこだ?二缶とも製造メーカーは同じで、生産国はスペインだ。シシリアはスペインじゃあない。
 惜しむらくは中身の画像がないことだが、一缶かなりのボリューム。メインで食べるに相応しい量。

 

 過去に外国産のパッ缶は開けにくいといったブログを書いたが、あれはエストニア産だったかな?これはシーリングのタイプ。シーリングタイプは便利です。何故なら音がしないから。
 音がすると不味いんですよ。にゃんずがいるから。「ぬれめしですかー!!?」とすっ飛んでくる。で、舌戦開始(笑)。言って分かりゃあ苦労せんよ。

 

 あー、あと、イランにファブリーズっていう町があったな。確か北部の方だったと思う。バザールが結構盛んらしい。

 

 本日のお茶。

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 お茶は大和かぶせ茶。
 お茶請けは北海道千歳市はもりもとさんのバタークリームどら焼きの小豆。ふわふわで美味しいのだが、如何せん散らかりようが凄い。

頭痛が取ぉれな~い

 何だか毎年夏の恒例行事化していないだろうか?と思わざるを得ない。
 確か前回も発作を起こしたのは夏だった。その時の原因は非常にクダラナイ。⇒枝豆の茹で加減(ホントしょーもな~)。

 自分硬めが好きなんだよね。んで、親父が「随分アルデンテだな。」と言ったので「不服なら食べなきゃいいじゃん。」と言ったのがきっかけ。てか、それで殴るこたぁねぇだろうが!!

 枝豆は好きでよく食べているし、今年も湯掻いたのだが、正直親父は食うんじゃねぇっ!!しかも自分じゃ一切茹でないし金も出さない(金銭に関しては別に構いやしないが、手本ぐらい見せろってんだ)。

 

 今回発作寸前で止まったが、軽度の痙攣と過呼吸があった。これがあると必ずその後頭痛が発動する。で、それが取れない。しかも現在台所とはいえ喫煙しているのがいるから相乗効果で回復が遅い。
 絶叫寸前までいったのをかみ殺したので、唇なんて一部血まみれ。一応リップクリーム塗りこんでおいたから明日には回復するだろう。

 

 今迄幾度かパニック発作は起こしているが、原因は全て親父との喧嘩。しかもくだらないことで。
 普通男の喧嘩って、女と違って超えちゃいけない一線つーもんがあるはずなんだがな(だから口喧嘩になると勝てない男が多い)。所詮は一般論か。

 

 しかしなんだ?こう外に吐き出せているということは、まだ再起不能のダメージを喰っていないということだから、時間は掛かるが回復は出来るということだ。

 

 して、本日のお茶。
 その1(with 麿さん)。

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 お茶は麿リクの美作番茶。狙い通り気に入ったようだ。
 お茶請けは鶴屋吉信のチョコレート羊羹。但し麿さんには別のお茶請けをご用意いたしました。北海道銘菓の雪鶴のハスカップ味。好きなんだよね。

 

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 追加。興味本位で購入したカプリコ。「屋根より高い青空ソーダ味」。
 味?何も言うまい。麿さんは「地面を這いつくばる様な味。冷やせばまだ何とか。」と。自分の好みが確立していればそんなもんだろうが、そこまでおっしゃいますか・・・・。

 

 その2。

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 お茶は17年のダージリン1stフラッシュ、シーヨック茶園のもの。
 お茶請けは愛知県名古屋市は長登屋さんの小倉トースト風フィナンシェ。

 

 お茶の水色はダージリンの1stフラッシュ然(って、どんなだよ!?)としておりますな。
 1st好きにはオススメの味と香り。正に和菓子とぴったり。お茶請けとの相性も悪くはなかったが、ちょっと油脂の方が強いかった。

ランス美術館展に行ってきた

 フランス北東部にあるランス。歴代フランス国王が戴冠式を行なった大聖堂があり、シャンパンで有名な都市。レオナール・フジタ及びその細君が眠る地でもある。
 フランス絵画の宝庫と題打っているだけあり、17世紀から20世紀までの選りすぐり作品と平和の聖母礼拝堂(フジタ礼拝堂)の素描などが来日。

 

 美術史の流れも掴めるような時代の順になっているので、絵画と並行した時代の背景などを知っているとより楽しめるかと。
 絵画の解説よりも画家の生涯の方が文字数が多く、面白くもあったがちょっと疲れた。名前は知っているがその生い立ちなどにはあまり触れていないので、色々な発見があった。
 あと、画家ではないがアレクサンドル・デュマの息子も同じ名前だったと初めて知った。父はかの有名な『三銃士』や『モンテクリスト伯』を書いた小説家。子は『椿姫』を書いた小説家。・・・・正直紛らわしいわっ!!

 

 有名どころはドラクロワ、シャセリオー、コロー、ピサロ、ミレー、クールベブーダンシスレーゴーギャン、ドニですかね。
 13、14年にフジタ細君の遺産(?)管理人からランス美術館へ2千点を超える作品などの関連品が寄贈され、その中からフジタ礼拝堂に関わるものやフジタが手がけたステンドグラスの写真パネルなどが展示品の半分を占めていた。
 この方の作品は油彩が油彩に見えない。今回はフレスコ画が多かったが、これもフレスコ画っぽくない。そしてやはり素描は好い♪

 

 新宿という場所柄の所為か、自分が出た17時過ぎにも結構来館者がいましたね。自分だったら絶対無理。

 

 して、買い物をしながら帰途に着く。っと。
 暑かったのでメニューはうどんだが。ついでに汁は今日は白だよ。野良坊菜を練りこんだうどんに黒い汁は合わんから。
 
 本日のお茶。

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 お茶はダージリン、アリヤ茶園のムーンビーム。
 お茶請けはフランス絡みってことで、フランスのサブレ。