彼女の名はアン。空色の瞳にショートカットで薄い金髪の持ち主。年齢は15歳。北欧出身の小柄ではあるがごく普通の少女である。
恒例の行事の如く、毎月一度、第一週の土曜日にアルコールを通して自分は横たわる彼女に口付けする。他に見ている人はいない。尤も見られても困るものではないが。
一連の作業を終えると、大きなスーツケースに彼女を収めた。そしてそっと静かに闇へと沈めたのだった。
本日ちょいと書き出しを変えてみました。
ってなわけで、どーもー。こんなんでも元ライフセーバー有資格者のキラズですぜ♪但し持っていたのは日赤じゃあないけどね。重ねて言うが、セーバーだよ。ガーダーじゃあないよ。
既述のアンちゃんは、北欧(スウェーデンだったかな?)で溺死した少女で、心肺蘇生法を練習する為の器財です。親御さんが再びアンちゃんのような悲劇を繰り返さないためにという願いを込めて製作を依頼したとの事らしい。なお、顔は溺死したアンちゃんのデスマスクから採っている。
月に一度心肺蘇生法の練習をしているので、それを書き出してみると冒頭のようになるわけだ。
して、皆様ライフセーバーと言うと、髪が短く、日焼けしていてガタイがいいというイメージを思い浮かべる人が多いかと思います。
キラズが容貌は有資格時から正反対です。てか、資格を持っていた時の方が髪が長かった。つまり髪が長くて色が白くて線が細いライフセーバーでした(笑)。溺れている方が似合っているとまで言われるくらい。
今でこそ大型のレスキューボードは使える重量があるが、資格を所持していた時はえらく軽かったので(BMIが10くらい)、ボードの練習は全く練習にならなかった記憶がある。その時に本番がなくて本当に良かったよ。
しっかしまぁ、セーバーのクラスももう消滅しているに過ぎない。諸事情からクラスからサークルになり、人数が減っていって往年の賑わいは既にない。
自分を含めて現在の在籍者は2名だが、その1名は滅多に来ない(仕事が忙し過ぎるのと、結構病弱なため来られないことが多い)。
土曜日が潰れるのが痛いというのはあるのだが、子供の頃からの習慣のようなものなので、慣れたというよりは諦めている。
週に一度とはいえ、泳いでいないと気分悪いし、何よりもコリやむくみが酷くなる上に、体力が落ちるのがよく分かる。
陸上で活動するのとは異なり重力負荷が殆ど掛からないので運動量が増えても筋肉痛とは無縁だしね。
それはさておき本日のお茶。
お茶その1。
お茶は月夜摘みのお茶。
お茶請けは麿さんから頂いたお菓子と、名古屋銘菓のなごやん(パスコが作っとる)、信州里の菓工房さんの栗きんとん。
お茶その2。
お茶はシッキム。勿論テミ茶園の。
お茶請けは兵庫県篠山市は丹波篠山いのうえさんの黒豆ケーキ。と、北海道小樽市はオタル製菓さんの北海道小樽の花林糖の黒糖味(蜂蜜味の方が食べやすい)。