昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

秋の味覚と言えば!

 色々ありますな。梨、林檎、葡萄、秋刀魚、鰹、鮭、キノコ類、冷やおろし、栗、銀杏など。

 …そういや以前秋が旬の食材などについて話をしていた時、(買うものじゃあないけど)アケビヤマボウシマテバシイを上げたら出身地を問われました。あと年齢詐称とか言われました。何でかねぇ?

 

 御託はおいといて、先日南砺(なんと)の道の駅で栗を手に入れたので栗ご飯を作ってみることにした。この行為、無謀以外のナニモノでもないのだがな。なんてったって生栗から何かを加工調理するどころか、栗の皮すら剥いたことすらもないのだからな!(←開き直るな…)

 しかもよりによって選んだのが山栗。栗の中でも小さいめなんだよね。美味しいけど。

 

 栗を3日程冷凍庫に突っ込んで、その後熱湯をかけて鬼皮を何とか剥くことには成功したのだが、全っ然渋皮が剥けない。鬼皮剥いた後も熱湯に漬けたのだがなぁ。

 ついでに熱湯をかけた時に浮いてくるものがなかったのに、中に虫が入っているものが10個ほどあった(TヘT)

 あく抜きをした後、渋皮が剥けなければそのまま渋皮煮にしてしまえば良かったが、見た目悪くなるけど渋皮付きの栗ご飯をあるわけだし、まぁいいか。という、非常にはた迷惑な思考の下、炊飯行為に出る。

 調味液は味醂と醤油と昆布だしを混合したものだったが、生憎日本酒を切らしていてそれなしでやることに。…うん、悲劇の元だね。

 

 結果?なかなかに悲惨でしたよ。

 ごま塩をかける前提で調味液の液量を決めたので味は薄味。そこまでは良かった。渋皮がパッキパキで随分と食べ辛い栗ご飯になってしまった…。

 まぁ、こんな感じです↓

 ごま塩を掛ける前ですが。1個綺麗に渋皮まで剥けているものもあるが、色はずんぐり。

 奥のは初恋漬け(赤かぶらの甘酢漬け)です。

 

 初めてだからこの程度なのか、闇料理人だからこれでもまとも(一応食べられる)な方なのか、個人的には初チャレンジは失敗に終わったと感じている。次があるのかどうかは分からない。

 

 本日のお茶。

 お茶は15年はダージリン1stフラッシュ、バタンダン茶園のホワイトミスト(ラスト)。

 ダージリンの1stフラッシュの水色は普通黄色いのだが、熟成を進めると紅茶らしい色になる。味も香りもとがったというか、青っぽさがなくなる。これを是とするか否とするかは個人の判断にお任せします。だって嗜好品だから。

 

 お茶請けは、左が長野県須坂市は双葉屋製菓さんのりんご小径。右が長野県松本市はまつもと六萬石本舗さんのみそどら。

 相性はどちらとも好し♪強いて言えばりんご小径の方が良かったが、みそどらも味噌が強過ぎず美味しく頂けました。

 

 もしかしたらこれも合うかねぇ?と思ってみて、次に↓を合わせてみた。

 ( ̄▽ ̄;)

 

 それぞれは美味しかった。のり塩ののりもとても美味しかった。はいい。それぞれは美味しくとも合わさるとビミョ~な感じになった。チーズ系の方が良かったかね?(多分そういう問題ではない)