昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ガーネットとはカラーバリエーションが豊富な鉱物である

 どう見てもキャラメルにしか見えないよなぁ…( ̄▽ ̄;)

 ↑を横に傾けると

 

 ん?という形になる。

 

 結晶の形状はかなりバランスが良いと思う。

 

 この鉱物が何かというと、マリガーネット。勿論アフリカはマリ産。

 

 マリガーネットはグロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネットの中間に位置するガーネットで、グロッシュラーガーネット寄りになると緑っぽく、アンドラダイトガーネット寄りになると茶色っぽくなる。

 なので、色としては緑色、黄色、茶色がメインになるかな。

 

 画像のは結晶の形状と色からしアンドラダイトガーネット寄り。

 結晶の形状が自分好みであったことに加え、大きさもそう大き過ぎず指先の馴染みが好かった。ついでに茶色のガーネットは持っていなかった+手出しし易かったお値段(1100円でした)だったので攫ってきた。

 

 ちなみにグロッシュラーガーネットとアンドラダイトガーネット、何が違うのかというと、成分。

 グロッシュラーガーネット 灰礬柘榴石 Ca3Al2(SiO4)3

 アンドラダイトガーネット 灰鉄柘榴石 Ca3Fe2(SiO4)3

 

 グロッシュラーガーネットはアンドラダイトガーネットよりも色の種類が多く、モース硬度が高い。

 アンドラダイトガーネットがグロッシュラーガーネットよりも優れているのは光の屈折率。その屈折率はダイヤモンドに次ぐ。だが、光の分散率はダイヤモンドよりも高いので、キラキラしさ半端ない(尤も品質やカッターさんの腕によるところも大きい)。

 

 では同じガーネットでイエローアンドラダイトガーネットことトパゾライトをどぞ。

 ぱっと見はこんな。

 

 全体的にキラキラしている。

 

 裏側もちらほらついている。

 

 結晶は小さいながら形はしっかりとしている。

 

 母岩の白い石は何だか分からないのだが、こちらもキラキラしい。

 

 先日紹介した通り、カナダはケベック州のジェフリー鉱山産。

 

 同等品質ではないので比べるのもちょっと違う気もするのだが、↓はイエローグロッシュラーガーネット。

 イエローアンドラダイトガーネットの方がごく僅かに茶色がかっているのが確認出来るかと思う。

 自然光下にて撮影。

 LEDライト照射下での撮影。

 

 潰れが多いとはいえ、こちらも比較的結晶形がはっきりとしている。

 メキシコ産です。

 

 では本日のお茶。

 お茶はダージリン1stフラッシュ、ギッダパハール茶園のAV2。

 お茶請けはジャンボむしケーキのメロン。

 メロンの香料が少し邪魔かなと思う位で、相性は可もなく不可もなく。

 

 メロンを食べるなら白肉派なのだが、白肉加工品ってないんだよね。やはり甘味あっさりで香りが控えめだからなんだろうか?