昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

学習能力皆無なんで

 1年近くぶりです。誰もお呼びではないですが、ブログの主旨に則って展開すると致しましょう。

 飲んでみた。1箱に入っているのはティーバッグ5pで、1つの袋にまとめて5個入っている。

 ケーキは2.0g×5pで、残る2つは1.8g×5pだった。いずれも抜税価格398円。

 同じくいずれもティーバッグ1個に対して150㎖の熱湯を使い、2分蒸らす。ティーバッグの紐は短め。

 

1.ケーキと楽しむ紅茶 —アッサムブレンド

 濃く深くまろやかな味わいのアッサムベースの紅茶。とのこと。茶葉はインドとスリランカブレンド

 お湯を注ぐ前は甘酸っぱい干し杏のような香りがしたが、お湯を注いだらアッサムの香りが立ち上った。注ぎ終えた後は花の蜜のような香りが残った。

 パッケージに則って苺のショートケーキにしてみたが、安価なタイプのショートケーキには合わなかった(ケーキが負ける)。

 生クリームたっぷりのものやこっくりとしたバタークリームを使ったものなら大抵合うと思う。カスタードやチョコレートは試してみたが、お茶の渋味が引き立ったので苦手ならやめておいた方がいい。

 水色↓ 

 

2.和菓子と合わせる紅茶 —ダージリンブレンド

 ほうじ茶のような香ばしさも感じられる、キレのある味わい。とのこと。茶葉はインドと日本のブレンド

 香ばしいというよりも甘香ばしい香り。その中に少し柑橘類のような香りと和紅茶の香りが混ざる。淹れ終えた後には蜂蜜のような甘い香りが残る。

 お茶請けが無くても飲み易い。パッケージに倣ってどら焼きをお茶請けにしてみたところ、お茶の飲み易さもさることながら、あんことの相性の良さには感心した。上生菓子のような強い和菓子やネオ和菓子といったものだとお茶が負けてしまう。塩や醤油、味噌の味のものは好みの問題になる。個人的には塩なら許せる。

 水色↓

 

3.パンが引き立つ紅茶 —セイロンブレンド

 すっきりとしつつ、しっかりとコクのある味わい。とのこと。茶葉はスリランカとインドのブレンド

 少し甘みを含んだ香り。温めたポットからは三温糖にも似た香りがした。

 そのまま飲むとほんのり甘酸っぱい。前述に倣い、バタートーストをお茶請けにしてみた。合うというよりも商品名通り、引き立つ。トーストしていないものよりもトーストしたものの方がいい。トーストしないのなら食パンではなくクロワッサンがオススメ。サンドウィッチは具材によるかと。

 食パンも焼き上げた時にさっくししたものよりは重めの食感の方が引き立つと思う。主役がパンでもいいのだが、パンだけではなく揚げビスケットとの相性もいい。

 水色↓

 

 購入先は二木の菓子。

 ネットなら

www.jp-greentea.co.jp

 

ネパールの緑茶にチャレンジ

 名称 HIMALAYAN LALIGURAS(ヒマラヤン ラリグラス)

 産地 ネパール シンドゥパルチョーク

 時期 モンスーン(6月半ば~9月半ば)

   25g

 価格 1,080円

 抽出 2.5~3g/150ml、85~100℃、2~3min、1~2煎

 備考 緑茶。モンスーンの時期は紅茶は良いものがあまりないそうだ。ただ逆に緑茶はこの時期良いものが取れるとのこと。

 

 茶葉 シルバーチップスたっぷりで美しい。草木と太陽の香りがする。温めたポットに入れたらほんのり知った緑茶の香りになった。

 抽出後の茶葉の香りは茹で栗のようだった。

 水色 淡黄色

    飲むと太陽と草原の情景が一気に広がる。アミノ酸的な甘みは少ないが低温抽出すると少しとろっとしていて飲み易い。また高温抽出でも渋味は殆ど出ない。強いて言うならタイやラオスの緑茶の渋味に似ている。

 ダージリンの1stフラッシュが好きな人にはオススメ。

 茶請 塩味なしのシード系。

 

 購入先は

tiltea.co.jp

 

 参考

AZTECA CHOCOLATEに挑戦してみた

 いきなりハードル高すぎるだろっ!?とセルフツッコミ。いや、もう、ツッコまずにはいられないだろうよ。

 

 メーカーはフランスのBONNAT(ボナ)さん。創業1884年と歴史あるショコラの老舗。現在は6代目だそうだ。

 BONNATさんはカカオ豆からショコラ作りをするというのが、創業当時からの伝統なのだとか!?

 タブレット1枚が100gなので、普段そうチョコレートを食べない人には多く感じるかもしれないが、何でもこれはシェアすることを前提としている量らしい。

 

 この赤い紙袋の中には、2023年のサロン・デュ・ショコラで新作として出されたものが入っている。それがタイトルのもの。本当は新作のウガンダ産カカオ豆で作られたショコラ目当てだったんだけれどね…。ついでに2つとも購入する資金的体力はなかった(後に響き過ぎる為)。

 

 写真だと分からないが、キラキラとした金のパッケージ。

 木箱入り。

 後ろで支えているのはPCのキーボード。

 

 これ、何色っていうんですかね?

 オリーブ色?和色だと海松(みる)色ですかね?

 

 この段階からとても良い香りがする。

 

 相変わらず美しいタブレットだ。香りというかワインを評するが如く、アロマと表現するに相応しい香り。

 光の加減によってはほんのり紫がかったようにも見える。

 

 折った時、良質なショコラの証拠の1つでもある、パキッと心地好い音がした。

 

 して、これが何故にハードルが高いのかというと、

 

 メキシコの限られたエリアに生存するカカオの木から採れた豆を使用。年間の生産量がわずか 500kg 以下という貴重な一枚。

 

 但し、これはカカオポッドを含んだ重量で、実際の原材料であるカカオ豆の生産量自体は300kg位とメーカーさんから情報を得ました。

 それに加え、このカカオ豆は、4000 年以上前のモカヤ文化の壺内容物から検出された遺伝子型との間に関連性がある遺伝子型が検出されたカカオ豆。

 

 言うならば古代種というもの。

 個人的に疑問に思ったのが、この古代種は栽培種の子孫なのか、野生種の子孫なのか。もしくは栽培種が野生化したものなのか?ということだ。

 あくまで個人の疑問であり、別に知らんでも問題ないことなのだが、過去のブログにこういった記事があるので気になった次第。

 

 香りと味は以下。

 黒土と針葉樹の少ない森林を思い起こさせるアロマ。少しシガーな香りが後から来る。

 赤や紫を思い起こさせるベリー系の甘酸っぱさがぱぁっと広がり、大地系の味が少し顔を出し、カカオパルプのようなの甘酸っぱさが続く。口どけはカカオバターを食べているようで滑らか。

 最後にイエローフルーツ系の甘酸っぱさが舌に乗り、ビター独特の渋味が残り、最後に樹皮にも近いアロマが鼻を抜けていく。

 

 語彙力ないんでこんな・・・。

 

 タブレットは半分ベレ氏の元へ。残りは自分の手元にあるのだが、折角なので誰かに犠牲になってもらうとする♪

 

 ハードルは高かったが、経験知はアップかな。

 

 値段?

 1タブレット:100g:19200yen

未夜

 ※イベントなどでの購入が多いので、値段など違っていることがある。

 

 名称 未夜(みや)

 産地 静岡県

 時期 夏摘み

 等級 —

  20g

 価格 500円

 抽出 表記なしだったので3g/180ml 3~5分蒸らし、3回抽出

 備考 品種はむさしかおり

 

 茶葉 大きい。ちらほらと見えるのはシルバーチップスだろうか?夏摘みの割りには青みの強い香り。水分吸収量が多い。

 水色 明るいオレンジ色。

   淹れ終わった後のポットを開けた瞬間の香りが好い。

 お茶はふわっと華やかで少し甘みがある。勿論夏摘み特有の渋味もある(一番最後にやってくる)。ダージリンのアーリーセカンドに近い。

 むさし”かおり”とつくだけあり、香りの存在感は濃い。

 長瀞産のむさしかおりとはまた違った風味で、こちらはあまり和紅茶然としていない。

 茶請 ふんわりとした球状の米菓。ほんのり胡麻やきなこの風味があるのもよいかと。

 購入先

www.maruhi-s.com

 参考

エメラルド紅茶

 ※イベントなどでの購入が多いので、値段など違っていることがある。

 

 名称 エメラルド紅茶

 産地 台湾 日月潭

 時期 ?

 等級 TB

  2.5g×6p

 価格 1200円

 抽出 表記なしだったので1p/150ml 3分蒸らし、2回抽出

 備考 大葉種茶葉、老欉(ろうそう)、超過一甲子とあるから恐らく樹齢60年以上かと。ティーバッグはテトラのメッシュ。

 

 茶葉 とても甘酸っぱい香りがする。

 水色 赤煉瓦色。

   中国茶のような、焼き菓子にも似たような香り。意外に渋味が強い。

 滋味深くどこか懐かしい味と香り。冷めても嫌味のない味。価格的に普段使いに出来ない…。

 2煎じ目は個性が削られている感じがするので好みの問題。自分はそれでも好ましいと感じる。

 茶請 鳳梨酥。シガーチョコレートも好さそうだ。

 購入先

  ボン・ジュルネさん

 参考

上勝阿波番茶

 イベントなどでの購入が多いので、値段など違っていることがある。

 

 名称 上勝(かみかつ)阿波番茶

 産地 徳島県勝浦郡上勝町

 時期 ?

 等級 —

  100g

 価格 1500円

 抽出 5g/1000ml、80℃位、3~5分蒸らし 水出しなら5~6時間浸出

 備考 後発酵茶、乳酸菌醗酵

 

 茶葉 大きく甘酸っぱい香りがする。

 水色 山吹色。

   漬物のように重しを乗せて発酵させている。味は酸味のある味だが飲み易い。 

 400年以上の歴史を持つとのことだが、何を経てこういった形になったのか興味ある。

 カフェインが緑茶の1/3なので苦手な人にもおすすめ。食事と一緒に美味しく頂ける。

 茶請 おむすびや塩昆布。オールラウンダー系。

 

 購入先

https://www.kamikatsu-teamate.com/

 

 参考

ようこそ大和の諸君? その4

 ※ヤマトじゃあないよ。大和だよ。

 

 これで最後だよ。

 して、イベント購入で点数制だったで、価格は省略する。重量も省略。

 

 名称 手摘み 大和 蜜香紅茶『玄武』

 産地 奈良県山添村桐山区大君

 時期 2017年7月20日~8月1日

 等級 special

 品種 やぶきた実生のウンカ芽、樹齢60年以上

 抽出 5g/150ml、85~90℃、30秒蒸らし(煎じ+1に対して+5秒)、4煎(4は蒸らし時間は90秒)

 備考 無農薬、無施肥栽培、標高300~350mの花崗岩礫質の畝仕立て園、年2回の手摘み 

 

 茶葉 海苔とほんのり甘い香りがする。アッサムのような大きめの葉。温めたポットに入れたら鳳梨酥とミントのような香りがした。

 水色 濃紅色(写真はそうは見えないけどね)

   2煎目以降の茶葉の香りは不可思議な香り。緑の匂いが無くなった秋の、山の熟成された匂いに似ている。尤も味はそう感じさせない。

 これも和紅茶は和紅茶なのだが、飲むと後味がやぶ、キタ(あぁ、やぶきただねぇ)といった感じだ。

 しっかりとした味を好む人向け。個人的にこのお茶が玄武と名付けられた理由に納得いった(玄武は落ち着いた年配の男性を司る)。

 茶請 濃い目のもの。生クリーム系やカスタード、和物やチョコレートなど。フレッシュフルーツは多分口内で喧嘩すると思しい。

 

 購入先は

shinjuan.shop-pro.jp

 

 参考

 

ようこそ大和の諸君? その3

 ※ヤマトじゃあないよ。大和だよ。

 

 ・・・残るは北だけですな。

 して、イベント購入で点数制だったで、価格は省略する。重量も省略。

 

西

 名称 手摘み 大和 蜜香紅茶『白虎』

 産地 奈良県山添村桐山区大君

 時期 2018年8月7日

 等級 special

 品種 実生在来のウンカ芽、樹齢60年以上

 抽出 5g/150ml、85~90℃、30秒蒸らし(煎じ+1に対して+5秒)、5煎(4、5は蒸らし時間は90秒)

 備考 無農薬、無施肥栽培、標高300~350mの花崗岩礫質の畝仕立て園、年2回の手摘み 

 

 茶葉 青龍のホワイトバージョンのよう。但し香り特に強くもなく個性的でもない。温めたポットに入れたらイエローフルーツを思わせるような香りがした。

 水色 黄橙色

    あ、お茶の香り。というのが率直な感想。3煎目の残り香が蜜香らしかった。

 味香り共に和紅茶といえば和紅茶なんだが、滋味深いダージリンの1st(2018年の1st)に、メントール系の長い余韻を足したような飲み口。なのだが、口当たりは好く飲み易い。

 茶請 甘さのないメレンゲ系のざっくりとした焼き菓子。和菓子や素材素のものの甘みだけで勝負したもの。

 

 購入先は

shinjuan.shop-pro.jp

 

 参考

 

ようこそ大和の諸君? その2

 ※ヤマトじゃあないよ。大和だよ。

 

 ・・・続くんだな、これが。

 で、イベント購入で点数制だったで、価格は省略する。重量も省略。

 

 名称 手摘み 大和 蜜香紅茶『朱雀』

 産地 奈良県山添村桐山区大君

 時期 2018年8月22日

 等級 special

 品種 みなみさやかのウンカ芽、樹齢4~5年の幼木

 抽出 5g/150ml、85~90℃、30秒蒸らし(煎じ+1に対して+5秒)、5煎(4、5は蒸らし時間は90秒)

 備考 無農薬、無施肥栽培、標高300~350mの花崗岩礫質の畝仕立て園、年2回の手摘み 

 

 茶葉 ほんのり海苔の香り。見た目ダージリンのレッドサンダーのよう。温めたポットに入れたら蜂蜜レモンの香りになった。

 水色 赤橙色

    香りの味も花香よりの和紅茶!という感じだ。飲み易く、飲み込んだ時に特に蜜香を感じる。

 香りの変化はそうなく、安定した香り。冷めても香りは豊か。少し冷ますと甘みが増すが、飲み易さは変わらない。

 茶請 ビスコッティやぼうろなど、口内水分を持っていく系の焼き菓子。

 

 購入先は

shinjuan.shop-pro.jp

 

 参考

 

ようこそ大和の諸君? その1

 ※ヤマトじゃあないよ。大和だよ。

 

 放置していたブログが入れなくなってしまったので、こちらで展開。字の色は変えるけどね。

 いや、別にやらんでもいいと思っている節のあるにはあるのだが、個人的に備忘録化している部分もあるし、無視で大いに結構♪

 

 放置していたのは高儀亮平版のブログ、山へシヴァ狩りに。

 何すっかつーと、まぁお茶の紹介だ(←暇人め。ただの個人感想じゃん)。ついでに語彙力は壊滅している。

 

 イベント購入かつ点数制だったで、価格は省略する。重量も省略。

 名称 手摘み 大和 蜜香紅茶『青龍』

 産地 奈良県山添村桐山区大久保

 時期 2017年8月3日

 等級 special

 品種 静7132のウンカ芽、樹齢4年の幼木

 抽出 1g/15~30ml、90~95℃、30~90秒蒸らし、4~5煎

 備考 無農薬、無施肥栽培、標高300~350mの花崗岩礫質の畝仕立て園、年2回の手摘み 

 

 茶葉 一芯二葉の煉瓦色の茶葉。基本は蜜香だが、温めたポットに入れるとシナモンの匂いと多少アニスの匂いがある。

 水色 煉瓦色。

    淹れる度に表情が変わる。温度にもかなり左右される。低温の方が蜜香紅茶っぽい。

 1煎目はシナモン+アニス香。2煎目はパイナップルのような香り。3煎目はウバのような香りとメンタ感ある後味。4煎目はフルーティー

 静7132であることは忘れた方がいい。少し冷めた方が美味しい。

 茶請 ショートブレッドや黒糖以外のかりんとう。渋味を相殺したくないのならかりんとうはやめておいた方がいい。

 

 購入先は

shinjuan.shop-pro.jp

 

 参考