タイトルのようなものが店頭に並び始めると(風景の中に見つけると)、冬到来って感じですな。鬼柚子は関東よりも関西の方が一般的か?奈良時代に日本に伝わったものなのだが、関東では先ず見ない。
何がどう鬼なのか?
大きいから。ハンドボールくらいの大きさがある。で、表面が物凄くごつごつしている。だから鬼。あと鬼が付く食材って言ったら、ぱっと思いつくのは鬼胡桃くらいだな。胡桃の木といったら北海道を一番先に思い浮かべるが、意外と身近にある。ついでに気持ち悪いくらいに天道虫の幼虫が付くので、家の庭にあったのは切り倒しました。
鬼胡桃は丸くない胡桃。硬くて割りにくいが、その風味豊かな味は一般的に売られている胡桃とは比べ物にならない。
これらが出てくるという事は、そろそろ苺も出回り始めるだろうね。旬は冬じゃあないんだけど。苺の旬は春から初夏だ。品種によっては夏が旬というのもあるが(商業ラインに乗っているようなのでデザート業界は大助かりですな)。
本日のお茶。
お茶は建仁(ラスト)。
餡ものを村雨餡(そぼろ状の餡)で巻くという、職人芸を見ることが出来る。
パッケージは狩野派の雲龍。凝ってますな。
お茶その2。
お茶は茎焙煎。
お茶請けは岐阜県恵那市は銀の森コーポレーションさんの琥珀。栗きんとんを寒天で包(くる)み、金箔をあしらったもの。葉っぱはパッケージに封入されていました。