昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

スーパー浮世絵 江戸の秘密展と食神さまの不思議なレストラン展に行ってきた

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 場所は茅場町。平日は21時まで、金・土曜日及び祝日前日は何と23時まで開催されていた。会場は同じ建屋。
 江戸の秘密展は浮世絵(門外不出のものも含む)を超高度解像度データにし、それと最新の映像技術によって立体化させることによって浮世絵が持つ本来のエンターテイメント性を蘇らせるというもの。合言葉(!?)は「べらぼうに、エモい(Too Emotional.)。」である。
 
 展覧会のガイド役は、ぴったりな八隅蘆菴(やすみろあん)。江戸時代にヒットした旅行ガイド本の著者。彼に扮して声を当てたのが六代目・片岡愛之助さん。
 
 現代自分達が伝統や常識などと感じているものは江戸時代に大きく発展したものが多い。その多くはダーイシュも真っ青な、明治時代の文化破壊を潜り抜けてきたもの。また海外に流出して難を逃れ、その後逆輸入されたものもある。

 

 流れは江戸のお洒落や、歌舞伎文化、食文化、お化け、吉原においての粋な男の振る舞いという感じかな。

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 英文も併設されていたが、お化けの部分は怨霊信仰に対しての知識がないと理解は厳しいと思う。解す必要がないのならそれはそれでいいけどね。
 ついでにそんな信仰があるのは日本だけらしいのだが、そういったものを理解出来ない日本人が増えてきているとの話を聞いたことがある。それが理解出来ないと、日本史を学ぶに当たって表層的なことしか掴むことが出来ないので、文化や伝統、美術関連を学んだとしても、所詮は詰め込んだ知識でしかない。尤も言葉には出来なくても皮膚感覚で理解出来るのならそれはそれで結構なことである。
 そうそう、お化けの項目のところに新田義興がいたことに関しては、ちょっと納得しかねるぞ。

 

 話が乖離したので元に戻って。と。
 食文化に関してはやはり皆さん興味のある項目なんだろうな。じっくりと解説に向き合っている人が多かった。そしてここの立体空間は凄かった。ワニザメに追っかけられる様々な魚(季節も何もかもごっちゃくちゃ)、嵐に見舞われる舟、そして何事もなかったような凪ぎ。

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 名は知ってはいても実体も実情も良く知らない吉原。一見華やかな世界でありながらやはり苦界であるが為に、結構放火が多かったようです。
 それはさておき、馴染みの客になるに当たって一体どれくらいのお金が掛かったんだろうか。と思わずにはいられない。
 欧州の高級娼婦もだが、容姿端麗、教養高い所謂才色兼備、勿論性格や心遣いよし。そんな人間この世にいるのかよ!?てのが花魁。正に花の魁。確かその下が天神だったか?

 

 浮世絵の方は全体的に薄暗かったが、食神さまの方も同じくらい薄暗い。そしてルートが分かりづらい。所々にスタッフさんが居りました。
 どこの世界だ?という印象を強く受けましたね。ま、こんなだ↓。

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 お狐さんの名はウカさん。

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 ちなみに今回「和食」をテーマにしたアート展覧会であるこちらの会場(の体験型イベント)を作り上げたのは、カナダのMOMENT FACTORY。初来日だそうです。


 何を学んだかというと、和食の原材料や調味料について。・・・・って、まんまですな。英文も掲載されているので和文と読み比べるのが面白かった。昆布はケルプなのに椎茸はシイタケだったり、そのままの言語で通じるものが多かった。
 
 最終的な目的は、やっぱり最後のレストラン
 チケット購入者には京都 美山荘・中東久人さん特製の「神様のおいなりさん」が振舞われる。その他筑前煮やだし巻き玉子など様々なメニューがあり、レストランで味わえるのである。ゲストシェフは菊乃井の村田吉弘さんとジョエル・ロブションさん。
 自分が食したのは以下。

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 先ず神様のおいなりさん。うどん(具が苦手なもの-へ-;)、実山椒のだし巻き玉子、ブラマンジェ(大吟醸使用)。しめて2300円。ちゃんとした食材で作るとなると、やっぱそれくらいになるよな。お酒が飲める人には「うきゃぁ!?」なメニューが合ったことも付け加えておく。
 元々薄味派の自分としては少しばかし濃く感じた。が、身体は素直に受け付けてくれた。何より食べた後に舌や胃に「残る」感じがしない。

 

 会場を後にしたのが14時頃だったのだが、買い物をして帰る都合上、そのまま帰途に着く。
 買い物をして帰宅して、早速お茶。暑さで家族全員寝ちゃってましたよ。猫もみにょ~んととろろ~んと伸びておりました。
 
 本日のお茶その1。

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 お茶は台湾烏龍茶の守山大山(ラスト)。
 お茶請けは札幌はロイヤルスイーツさんのスウィートポテト。

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 あと、新潟県長岡市は寺泊名物!?のいが栗餅。おこわの中にあんこが2重に入っている。緑色に見えるのが外側のあんこ。あ、食べたのは1個です。

 

 お茶その2。

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 お茶は紅富貴
 お茶請けは兄貴から。石川県は森八さんの夢香山。