お茶の整理の際、∑(゚Д゚; )!?というお茶を発掘(←…マテ)。
※顔文字の解釈がご自由に。
今のところ見つけたのは2つなのだが、多分掘ったらもっと在りそうな気もする。…うん、まずいですな。
その2つというのが、両方共年違いの春茶で、烏東単欉(うーとんたんそう)。鳳凰単欉といった方が通じがいいかもしれないですね。名称が異なるだけで同じ鳳凰単欉です。
敢えて名称の違いを例えるとすると、鳳凰単欉を「国産ピーナッツ」と表すのなら、烏東単欉は「千葉県八街(やちまた)市産ピーナッツ」と表すといったところだろうか。つまり後者の名称はより産地が限定されている。
して、鳳凰単欉は香り高い在来品種で、1本1本の樹が異なる香りを持つためそれぞれの樹から採れたものをブレンドすることなく、別々に製茶していたので単欉とついている。現在は品種としての育成が盛んとなった為その限りではないそうです。
1本1本の樹が異なる香りを持つということは、え゛?(;゚Д゚)という位香りの種類がある。ということ。
そのため大まかな10パターンに分けられている。のだが、これに産地が別付けされたりしてバリエーションが更に豊富なことに…。それは前述を見て頂ければお分かりになるかと。従って小生のような初心者には壁が高いですがな( ;∀;)
パターンについては記述はしませんが、最も見掛けられるものは蜜蘭香というものだそうです。基本的に花の香りに例えられるものが多いです。
花の名前で香りが想像出来ればいいのですが、自分が見つけたものの内の1つが稲花香(とうかこう)というもの。
小学校の理科の授業で実際に稲作はしたことがあり、暑い中(物凄く地味!な)稲の花を見る機会には恵まれましたが、香りまでは覚えていない。
実際淹れてみたら稲の花の香りがするのか?ワクワクする反面、好み出なかったら嫌だなぁというネガティブ反応があることも事実。
基本的な性格がめっちゃ受け身のネガティブ(自信持って言えるよ♪)なんで、暫く淹れるの躊躇いそうです。
そうしてもう1つ。こちらはもっと躊躇っている。ものは烏東単欉 李仔坪(りしへい)大白葉(だいはくよう)。
烏東山の李仔坪村で作られたお茶ということは分かったのだが、大白葉という品種?そして母樹+三子樹のブレンドとのことだが、三子樹ってナニ?挿し木の孫世代ってことですかね??
樹齢が400年以上の古樹で、自分が好きなタイプではある。何で好きなのに躊躇うのか?⇒少量でかなりの煎じ回数飲めるから。元々水分摂取量が少ないので持て余す傾向がある。
他の人と分けて飲むのもいいのだが、古樹って個性的なんですよね。好みの問題があるわけで…飲むならやはり自分の好みかそれに近いものがいいだろう。と思ってしまうわけだ。
逡巡して結局本日のお茶として選んだのが↓
ベトナム産烏龍茶のドラゴンブレス。
お茶請けは、左が宮崎県宮崎市は御菓子司 上野さんのチーズ饅頭。
ドラゴンブレスは物凄く相性の悪いチーズもあるが、こちらのチーズとの相性は好かった。中はチーズ餡とかクリームではなく、まんまチーズが入っている。
右のお茶請け。
字がカッコイイのでアップしてみた。字体は何体なんだろうか?
桜島小みかんとあるので、鹿児島県霧島市は森三さんの島津公。中身は軽羹(かるかん)。センターにみかん餡が入っている。
ちゃんと島津家の家紋です。
みかん餡はちょっぴりキックの強い味。軽羹はカルカンスキーの兄上曰く「極上の名に偽りなし。」とのことでした。
お茶との相性は好かったです。
ちなみにドラゴンブレスですが、山形屋さんの味付け海苔をお茶請けにしたら、シナモンのようなスパイシーなお茶に変化(へんげ)してびっくりした(;゚Д゚)
全然予想だにしていなかったので、思わず親父にも同じ事させて確認してしまった。シナモンは苦手だが、これはこれで面白かった。