昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

花は好きだが香りは嫌いだ

 この時期になると甘やかな香りが漂ってまいりますな。特に視覚の利かない夜に。
 入っているのを知らないだけで、馴染みがない日本人はまずいないんじゃあないかな?
 それが何かというと、梔子(クチナシ)。都心の方でもそこそこ見掛ける花である。狂い咲きなんかしているとすぐ分かる。

 

 この時期強い香りを放って咲く花がある。花自体は好きなのだが、香りが嫌い。強過ぎて気分が悪くなる。
 そちらは一体何の花かというと、月下美人。同じ夜咲く花なら夜来香の方がまだ我慢(←好きとか嫌い以前かよ)出来る。
 石榴も濃い朱色の花は好きだが、あれもなかなかに香りがきつい。
 花はそう好きではないが、香りが苦手なのは栗の花もそうだな。生臭い。あるとすぐ分かる。

 

 その他いずれも品種によるが、薔薇、ジャスミンが苦手。アロマテラピーをするなら先ずこの香りを試せといわれてるラベンダーは論外。

 それはさておき、これからほんの僅かな間ではあるが、好きな梔子の香りを共に帰途に着くことになるのか。

 

 本日はささっと地球に厳しい寝方をしてしまっていたので、お茶はしていない。